折りたたみ日傘
2025-07-16 13:26:16

東京都内で始動!折りたたみ日傘のシェアリングサービスとは

国内初の日傘シェアリングサービス



2025年7月10日、東京で画期的なサービス『アイカサmini』の発表が行われました。このサービスは、天候に問わず利用できる晴雨兼用の折りたたみ傘を都心の主要駅でシェアするもので、個人の気候変動への適応力を高めつつ、使い捨て傘の削減を目指しています。

主演となるTIS株式会社及び日本初の傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupが、このプロジェクトに取り組んでいます。この施策は、東京都が掲げる『COOL MOVE TOKYO』の一環であり、持続可能な都市生活を実現するべく、鉄道インフラとスタートアップの連携を強化する目的もあります。

この発表会には東京都知事の小池百合子氏をはじめ、交通局長や鉄道企業の代表者なども出席し、日傘の必要性や社会課題への貢献について語りました。特に近年、気候変動の影響で外出を躊躇する方が増えている中で、日傘を利用することで外出頻度を向上させ、経済活動を支える手段としての期待感が伝わりました。

日傘と気候変動


会場では、Nature Innovation Groupの丸川照司氏が、折りたたみ日傘の利点やシェアリングの必要性について強調。7割以上の人が猛暑による外出頻度の減少を挙げており、これは特に都市の経済に大きな影響を与えています。気候変動を他人事と考えず、積極的に適応していくことが求められる中、本サービスの導入は大きな一歩となります。

小池都知事の挨拶


小池百合子都知事は、厳しい暑さが予想される中、日傘を活用した熱中症対策の重要性を強調。特に男性の間でも利用が進んでおり、この傾向は早急に進めるべき対策であると訴えました。日傘シェアリングはスタートアップと鉄道事業者のコラボレーションによって実現した革新的な試みであり、多くの人に利用してほしいと呼びかけました。

イノベーションクラスター「TRIP」の活動


発表会では、鉄道事業者の代表がそれぞれの取り組みについてもコメントを述べました。東京都交通局、東京地下鉄、JR東日本スタートアップの各社は、日傘シェアリングを通じて環境にやさしい移動手段の確立を目指すと同時に、地域社会への貢献を表明しました。

また、東京都のスタートアップ戦略に基づく取り組みも紹介され、TRIPの意義や今後の展望が語られました。このイニシアティブは、鉄道インフラと新興企業との協力によって、持続可能な社会を実現していくための重要なプラットフォームとして期待されています。

日傘使用の実演


さらに、会場では実際に日傘を使用した際の体感温度の変化を示す体験ブースも設置され、多くの方々がその効果を実感しました。これは、日傘を使用することで体感温度がどれだけ下がるかを視覚的に理解する機会となり、サービス利用への関心を高めるものとなりました。

支援するスタートアップ


このような取り組みは、国内外のスタートアップにとって新たなビジネスの機会ともなり、長期的には持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。今後、全国的な展開が期待されるこのサービスは、現代の都市生活における新たな文化や習慣を形成するかもしれません。都心での快適な外出を実現するこのプロジェクトの行方に、大いに注目が集まっています。


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会社情報

会社名
株式会社Nature Innovation Group
住所
東京都新宿区新宿1-26-9ビリーヴ新宿8F
電話番号
050-1807-0811

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