研究成果発表
2026-05-26 10:55:47

おいしい健康、糖尿病学会で研究成果を発表し新たな食事支援の可能性を探る

おいしい健康、糖尿病学会での研究発表



ヘルスケアスタートアップ「おいしい健康」は、2026年5月に開催された第69回日本糖尿病学会年次学術集会にて、同社が開発したパーソナライズ健康支援アプリに関する研究成果を発表しました。これは、京都府立医科大学の医学倫理審査委員会から承認を得て実施されたパイロット試験の結果をまとめたもので、特に糖尿病の予防に向けた実用化を目指しています。

研究発表の概要


発表が行われたのは2026年5月23日土曜日の16:00から16:50までです。この発表のタイトルは「人は『いつ』『なぜ』ヘルスケアアプリから離脱するのか ―特定保健指導を用途とした個別化健康支援アプリ開発とパイロット試験」であり、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展とともに、ヘルスケアアプリの重要性がますます高まっています。

研究の背景


現代社会において、健康診断や特定保健指導の実施率は期待されるほど高くなく、特にヘルスケアアプリの利用継続率の低さが課題とされています。利用者がいつ、なぜアプリの使用を中止するのかという問いに対する理解が求められています。今回の研究は、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発事業の一環として実施され、特定保健指導向けの個別化健康支援アプリがどのように利用されるかを探るものです。

研究の詳細


研究対象として選ばれたのはBMIが25以上の健診受診者であり、4つの施設から協力を得て90日間にわたる多施設探索的試験を実施しました。この試験は、アプリ単独での効果を評価するものであり、人的な伴走はありません。

主な発表内容


発表の中で特に注目を集めたのは以下の3点です:
1. アプリを単独で使用した場合でも、全体の92%が体重や腹囲の改善を実感しており、平均で体重が1.99kg、腹囲が3.13cm減少したことが確認されました(p<0.001)。
2. 利用者は、自身のライフスタイルに合わせた取り組み方を選択でき、その結果、特に「運動するのが難しい」と感じている層で大きな減量が見られました(▲2.98kg, p<0.001)。
3. 利用者の離脱タイミングには段階的な構造があり、これを分析することで今後のアプリの利用継続性を向上させるための手がかりが得られると考えられています。

これらの成果は、特定保健指導のDX化やヘルスケアアプリの利用促進に寄与する可能性を秘めています。詳細については、学会での発表内容を参照してください。なお、この研究はAMEDの課題番号24le0110033h0001の支援を受けています。

今後の展望


「おいしい健康」では、引き続き「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」というサービスコンセプトを掲げ、京都府立医科大学や研究協力施設と協力して、食と健康に関するエビデンスの創出を進めていきます。病気の予防や治療に関連する食の問題解決を目指し、より健康的で楽しい食生活の実現を目指します。

『おいしい健康』アプリの特徴


「おいしい健康」アプリは、ユーザーの健康状態や嗜好に基づいて、AIが最適な献立やレシピを提案するパーソナライズ食事管理サービスです。日本人の食事摂取基準や医師の食事指示に基づき、予防やダイエット、疾患に応じた食事管理をサポートします。

おいしい健康について


おいしい健康は「Food as Medicine」を理念に、データサイエンスと臨床研究に基づいた食事・栄養療法の確立を目指すスタートアップです。多くの研究機関と協同し、糖尿病や心疾患を含む様々な領域での臨床的エビデンスの構築に挑んでいます。月に200万人以上のユーザーがアプリを利用し、生活指導SaaS『Kakaris』を通じてリアルワールドデータを活用した支援を行っています。

まとめ


今後も「おいしい健康」は、持続可能な健康支援のためのエビデンスを創出し続けていきます。健康的な食生活を楽しむことができる社会の実現に向けて、多様なアプローチをご提案して参ります。


画像1

会社情報

会社名
株式会社おいしい健康
住所
東京都中央区日本橋小舟町3−2リブラビル3階
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。