紀伊國屋書店、フィリピンに3号店を開店
紀伊國屋書店は2024年12月6日、フィリピンにおける第3号店となるSMノースEDSA店をオープンしました。この新しい店舗は、マニラ首都圏北部のケソン市に位置しています。SMノースEDSAはフィリピンでも最大級のショッピングモールの一つであり、昨年オープンした2号店のSMモール・オブ・アジアに続く出店です。
紀伊國屋書店は2022年からフィリピンを代表する書店チェーンであるFully Bookedと提携し、日本語書籍の販売を開始しました。最初の店舗はマニラ三越にオープンし、続いて2号店がSMモール・オブ・アジアに設立されました。これらの店舗では、漫画やファッション関連の書籍、児童書、日本語のテキストなど、さまざまなジャンルの書籍を取り揃えています。
新たに開店したSMノースEDSA店も地元の方々から高い評価を受けており、紀伊國屋書店は今後もFully Bookedと協力し、フィリピンでのさらなる出店を計画しています。この店の面積は約95坪で、書籍や文具、雑貨など多彩な商品が取り揃えられています。
Fully Bookedの紹介
Fully Bookedは2003年にマニラのロックウェルで最初の店舗をスタートし、今やフィリピン全土で約40店舗を展開しています。文房具や雑貨まで幅広い商品を扱っており、書籍を中心とした取り扱いではフィリピンで最大規模の書店チェーンとして知られています。英文書を中心に多様なジャンルの本が揃い、国内の読書家から厚い支持を受けています。
紀伊國屋書店について
紀伊國屋書店は1927年に創業し、97年以上の歴史を持つ日本最大の書店チェーンです。海外進出を果たしたのは1969年のことで、当時の1号店はサンフランシスコに開店しました。現在ではアメリカをはじめシンガポール、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリア、UAE、カンボジアなど、10カ国に42店舗を展開中です。特にベトナムでは、現地最大手の書店FAHASAと提携し、日本語書籍を提供しています。
このように、紀伊國屋書店は海外市場においても積極的に展開を進めており、地域住民との関係をより深めることを目指しています。フィリピンでのさらなる成長が期待される中、紀伊國屋書店はこれからも地域に密着したサービスを提供していくでしょう。
リリースに関する問い合わせは、紀伊國屋書店の広報担当(
[email protected])まで。