三菱電機とCRLが協業へ、次世代意思決定支援システムを開発
三菱電機とCRL、協業による次世代意思決定支援システムの開発
2024年10月17日、コグニティブリサーチラボ株式会社(以下、CRL)は、三菱電機株式会社との間で、国家安全保障リスクや自然災害、治安面における人的被害を回避するための意思決定支援システムに関する協力の覚書(MOU)を締結しました。この取り組みは、現代社会において、企業や組織が直面する危機的な状況を科学的に分析し、適切な対策を提案するものです。
背景と目的
昨今の社会情勢を考えると、国家の安全保障や自然災害対策は一層重要なテーマとして認識されています。CRLは、生成AIや機械学習技術、さらには脳科学や認知科学に関する知識を持ち合わせており、それを活用して的確な意思決定を支援するシステムを開発することを目指しています。
この度の覚書に基づき、CRLは三菱電機が防衛装備品の開発で培った技術や知見と、最先端技術を融合し、次世代の意思決定支援システムの実現を目指します。具体的には、大量の公開情報や企業データをAIを用いて解析し、地域情勢に基づいた情報提供や対処行動の提案を行う仕組みを構築します。
プロジェクトの展望と意義
このプロジェクトは、日本国内だけでなく海外市場にも展開する予定です。地域情勢に関する情報を分析することで、意思決定者への具体的な提案が可能となり、災害や危機管理における迅速な対応が期待されています。
CRLは、AIやサイバーセキュリティ、機械学習を駆使した認知領域戦システムを開発していくとともに、これらの技術を通じて、より多くの人々が安全に幸福を追求できる社会の実現を目指します。人々の生活の向上や社会全体の発展に寄与することが、このプロジェクトの根底にある目標です。
最後に
三菱電機との協業によって、この次世代の意思決定支援システムは、国際的なセキュリティや危機管理の課題にも貢献できる可能性を秘めています。この取り組みは、日本国内外の関係者に対して、技術の力をもって社会をより良くするという強いメッセージを発信するものです。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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コグニティブリサーチラボ株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木7-5-11
- 電話番号
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