ホテル長楽館、氷菓の新しい楽しみ
京都市東山区で長い歴史を持つホテル長楽館が、2025年9月1日から提供開始する新しい期間限定メニュー「長楽館氷菓」の第3弾が注目されています。今回のメニューは「アールグレイ無花果」と「ベリーピスタチオ」の2種類です。これらは、日本の伝統的なかき氷とフランスのデザートであるサバランを融合させたオリジナルスイーツで、ホテルのパティシエが心を込めて創り上げた逸品です。
新しい氷菓の魅力
「長楽館氷菓」は、細かく削った氷に様々なソースやクリーム、そして果実を層状に組み合わせることで、一口ごとに違った風味の体験を楽しむことができます。特に、食べ進めていくうちにグラスの底から現れる自家製ブリオッシュ生地が、味の印象を変えるポイントとなっています。そのブリオッシュにはオレンジリキュールが染み込ませてあり、氷菓から洋菓子へと味わいの変化を楽しませてくれます。
アールグレイ無花果
アールグレイ無花果は、完熟した無花果を主役に据えた氷菓です。果実の甘みと香りを最大限に引き出すため、皮や果肉を余すことなく使用し、氷全体に無花果の特長を見事に織り込んでいます。上層には細かく削った氷と共に、赤ワインとシナモンを煮詰めて作った無花果の赤ワインソース、アールグレイの香りを移したミルクソースが何層にも重ねられています。これにより、余韻に富んだ甘さと酸味の調和を楽しむことができ、仕上げにはフレッシュ無花果が添えられ、見た目にも美しい一皿に仕立てられています。
ベリーピスタチオ
もう一つのメニュー、ベリーピスタチオは、ピスタチオとベリーを組み合わせた氷菓で、贅沢な香りと味わいが特長です。底にあるブリオッシュ生地にはやはりオレンジリキュールのシロップが含まれ、フランボワーズの果肉やピスタチオのエスプーマクリームが配置されています。氷には、ピスタチオの練乳ソースとフランボワーズソースが重ねられ、色とりどりの仕上げとして、赤すぐりとエスプーマクリームが足され、見た目にも楽しめるデザートとなっています。
販売概要
この新メニューは、9月1日から30日までの期間限定で提供されます。価格は、ミニドリンク付きで2,280円、ドリンク付きで2,780円です。ドリンクはブレンドコーヒーまたはブレンドティーから選ぶことができ、提供時間は11時から18時30分までとなっています。ただし、9月2日、3日はメンテナンスのため全館休館となりますので、訪問を予定されている方はご注意ください。
長楽館は、1909年に建てられた歴史ある建物で、2024年には国の重要文化財に指定される予定です。その美しい環境の中で、ホテル長楽館のパティシエによる特別なデザート体験を是非お楽しみください。この「長楽館氷菓」は、数量限定での提供ですので、早めの訪問をお勧めします。
お問い合わせ
詳細な情報やお問い合わせは、長楽館の公式ホームページ及びSNSをご確認ください。美味しいデザートと共に、京都の風情を感じるひとときをお楽しみください。