CuboRexがICCサミットでの入賞を果たす
株式会社CuboRexは、2023年2月19日に福岡で開催されたIndustry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2025の「カタパルト・グランプリ」において、現場の運搬課題を解決する「不整地対応自動搬送ロボット」に対して5位入賞する栄誉を勝ち取りました。この受賞は、CuboRexの技術力と革新性が高く評価された証と言えるでしょう。
次世代自動搬送ロボットの特長
CuboRexが開発した次世代自動搬送ロボット(AGV)は、特にクローラを搭載していることが特長です。これにより、凹凸の多い地形や滑りやすい路面でも安定した走行が可能になります。また、導入時には建物の改修作業が不要で、簡単に設備を導入できる点も魅力的です。
中堅規模の工場での効率的な物品搬送を実現するために、このロボットはこれまで私たちが当たり前に行っていた人手作業をサポートし、現場の負担を軽減しながら生産性の向上を図ります。
大盛況のデモ展示
ICCサミットでは、展示エリアにて実際の中小規模工場を模したレイアウトを再現し、AGVの実機走行デモが行われました。段差や坂道、滑りやすい路面での走行性能は、展示を見た多くの観客から高い評価を受けました。このデモは、CuboRexによる協力的かつ革新的なアプローチを示す素晴らしい機会となりました。
代表取締役のコメント
CuboRexの代表取締役、嘉数正人氏は、「カタパルト・グランプリでの評価を大変光栄に思っています。我々は『現場にキツいがない世界』を目指し、労働負担を軽減する搬送ロボットの開発に注力しています。このピッチを通じて、AGVの可能性とCuboRexが提供できる新たな価値を多くの方に知っていただけたことを嬉しく思います」と述べています。
また、ピッチ準備中には、ハードウェアビジネスモデルの重要性や市場開拓についての貴重なフィードバックが得られたとのことです。CuboRexはこの受賞を励みに、現場で求められる機能を充実させていく意向を強調しました。
ICCサミット FUKUOKA 2025について
ICCサミット FUKUOKA 2025は、「ともに学び、ともに産業を創る」をテーマに掲げ、1,200名以上のビジネスリーダーが集まる日本のビジネスカンファレンスです。CuboRexは、この重要なイベントで先陣を切り、次世代自動搬送ロボットの実機を使ったプレゼンテーションを行いました。
CuboRexについて
株式会社CuboRexは2016年に設立され、「強いアシコシ技術で現場のキツいを解消する」というミッションを持ち、工場などの不安定な作業環境で搬送ロボットの開発を通じて、業務効率化と作業負担軽減を実現しています。岡本社長は、開発に関わったメンバーや支援をしてくれたメンターに感謝を述べ、今後さらにより良い製品の開発を進めていく意向を表明しました。
公式サイト:
CuboRex