競技かるた世界大会
2019-09-12 14:01:02

世界に広がる競技かるた!第2回おおつ光ルくん杯開催間近

日本発祥の競技かるたが、世界中で注目を集めている中、滋賀県大津市で「第2回おおつ光ルくん杯競技かるた世界大会」が開催される。2023年11月10日には、国内外の強豪チームが集結し、熱い戦いが繰り広げられる予定だ。

この大会は、全日本かるた協会の公式ルールに基づき、参加者たちは3人1組のチームで戦う団体戦形式となっており、予選リーグと順位決定戦が行われる。大会の舞台は、近江神宮近江勧学館。昨年の初回大会ではフランスチームが優勝しており、彼らの連覇に期待が寄せられている。

注目のチームには、昨年3位だったタイチームも名を連ね、リベンジを果たすべく参加。また、インドネシアチームにとっては日本での初出場となり、その実力が未知数なため、どのような活躍を見せるのかに注目したい。

大会前には、大会参加者を対象にした強化合宿も開かれることが決定しており、岸田諭元名人による特別指導も行われる。この貴重な機会に参加者たちは各自の技術向上を目指し、切磋琢磨する姿が見られるだろう。

各チームは、競技かるたの特性を活かし、瞬発力、集中力、暗記力、体力を駆使して挑む。優勝の栄冠を手にするのはどのチームになるのか、今からその瞬間が待ち遠しい。

出場予定の10チームには、中国の「PICA」、フランスの「かるたフランス」、インドネシアの「OKAKURA」などがあり、各チームの活動にはそれぞれ特色がある。「PICA」は設立以来、日本文化を学びながら競技かるたの練習に励んでおり、「かるたフランス」はアニメの影響でかるたを始めた選手が多く集結している。
また、初出場となるチャイニーズタイペイの「かるタイワン」は、かるたの楽しさを感じながら練習を重ねてきており、若手の活躍にも期待が高まる。

海外在住の日本人選手で構成された特別チームも出場し、国境を越えても競技かるたが共通の絆を生む場にもなっている。

開催日直前には、各チームが強化合宿で力量を高め、大会に挑む姿が想像される。競技かるたは、ただのスポーツではなく、日本の伝統文化と精神性が息づく知的な競技である。どのチームが笑顔でトロフィーを掲げるのか、その結果に期待が寄せられる。
さらに、この大会の上位チームは、2025年に予定される第3回おおつ光ルくん杯競技かるた世界大会への出場推薦の候補になることが検討されている。

日本の文化を伝えるこの大会は、国際的な親交を深める素晴らしい機会であり、競技かるたが世界中で広がっていくことを期待したい。来る11月10日の大会に、ぜひ注目していただきたい。

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