フロー体験とビジネスシーンの融合
ポジティブ心理学の第一人者、ミハイル・チクセントミハイ博士が日本に初上陸します。多くの心理学者が影響を受けている中、チクセントミハイ博士は特にフロー理論についての見識が深く、彼の考え方は様々な分野に応用されています。これまでの研究成果を活かし、ビジネスシーンでの仕事の仕方を根本から変える貴重な講演が予定されています。
フロー理論とは?
フロー理論は、個人が特定の活動に心のエネルギーを注ぎ、完全に没頭している状態を指します。この状態は、物事が「流れる」ように進むことから名付けられています。チクセントミハイ博士の研究によれば、フロー状態にあるとき、人は自身の能力を最大限に発揮し、仕事を単なる義務から楽しいものに変えることができます。
フロー体験を体得することで、自己成長や自己実現が可能になるだけでなく、創造性をも引き出すことが研究から明らかになっています。
講演の詳細
チクセントミハイ博士の講演は、以下の日程で行われます。
- - 大阪開催: 2023年11月25日(火)12:30~16:30
場所: 梅田スカイビル
- - 東京開催: 2023年11月28日(金)12:30~16:30
場所: ベルサール汐留
参加費用は32,400円(税込)で、公式ウェブサイトから申し込みが可能です。両会場ともに「フロー体験を仕事に取り入れる方法」というテーマで、ビジネスパーソンにとっての最善の働き方を提案します。
フローを促進する条件
博士は、フロー体験を促進するためにはいくつかの条件があるとしています。それは、活動の難易度と個々のスキルが釣り合っていること、活動の意義や目標が明確であること、そして即座にフィードバックが得られることです。これらの条件を満たすことによって、自らがフロー状態に入りやすくなります。
チクセントミハイ博士のプロフィール
博士は1934年にハンガリーで生まれ、1956年にアメリカに移住。1999年にはシカゴ大学を定年退職し、以後は教育や質的研究に取り組むなど、その影響は計り知れません。彼の著書『フロー体験喜びの現象学』は世界中で愛されており、多くの人々にインスピレーションを与えています。
最後に
この講演は特に日本のビジネスパーソンにとって価値のある機会です。フロー理論を学び、仕事への向き合い方を見直すことで、自身のキャリアやライフスタイルをより充実させる手助けになるでしょう。多くの方々の参加をお待ちしています。