トリドールHDが取り組む食品ロス削減の新たな試み「mottECO」FESTA 2024

トリドールHDが挑む食品ロス削減

トリドールホールディングス（東京都渋谷区）が推進する「mottECO（モッテコ）」プロジェクトは、食品ロス削減をテーマにした新たな試みです。同社は、2024年度から産官学の連携で構成される「mottECO普及コンソーシアム」に参加し、環境省が採択した「令和5年度食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」でも活躍しています。これにより、食に関する感動体験を提供しつつ、持続可能な社会の実現を目指しています。

mottECOとは何か？

「mottECO」という名前には、食べ残しを持ち帰る文化を根付かせ、自らの責任で食を棄てない選択肢を提供する意図が込められています。お客様が食べきれない料理を持ち帰りたいと希望された場合、安全に持ち帰るための注意事項が書かれたチラシと容器が渡されます。これにより、お客様が自発的に食の責任を持つことを促進し、ゴミを減らす文化を育んでいきます。ロゴには、持ち帰った食事が人々に笑顔をもたらすデザインが採用されています。

丸亀製麺の取り組み

特に、トリドールHDが展開する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」では、食べ切れなかった天ぷらやおむすびなどをお持ち帰りしたいというお客様へのサポートとして、テイクアウト用の紙袋を提供しています。今後、この店舗では「環境配慮型店舗」として、お客様に向けた案内を進めていく計画です。こうした取り組みが、食文化の変革に寄与することを期待されています。

FESTAの開催情報

「mottECO」の活動の一環として、2024年7月29日（月）には、「食べ残しをなくそう！」をテーマにした食品ロス削減の祭典「mottECO FESTA 2024」が開催されます。場所はホテルメトロポリタンエドモントで、時間は10:30から14:00までとなっています。このイベントでは、食品ロス削減の重要性について広く周知し、参加者に情報を提供します。このような取り組みを通じて、社会全体の意識が高まり、持続可能な未来へとつながることを願っています。

企業のビジョン

トリドールホールディングスは、「食の感動で、この星を満たせ。」というスローガンを掲げ、飲食業界の未来を見据えて様々な業態を展開しています。日本発のグローバルフードカンパニーとして、本能を揺さぶるような感動を提供し続け、国内外での展開を加速させていく意向です。食品ロス削減という社会的課題に取り組むことで、持続可能な発展に寄与していく姿勢は、多くの人々に影響を及ぼすことでしょう。

このように、トリドールHDの「mottECO」プロジェクトは、食品ロス削減を通じて新たな食文化を創造し、持続可能な社会の形成を目指しています。今後も会社の動向に注目です。