ふるさと納税で子ども食堂を応援！選べる返礼品で地域を元気に！

ふるさと納税で子ども食堂を応援！

年末の慌ただしい時期に、温かい支援の輪が広がっています。岩手県陸前高田市では、ふるさと納税の返礼品を通じて、地域の子ども食堂を応援するキャンペーンが実施されています。この企画は、株式会社フロムゼロと陸前高田市地域振興株式会社が共同で取り組む、地域を巻き込んだ取り組みです。

企画の背景：コロナ禍と地域課題

新型コロナウイルス感染症の影響で、陸前高田市の子ども食堂は大きな困難に直面しました。活動の縮小を余儀なくされた中、お弁当配布プロジェクトなど、新たな支援の形が模索されていました。そんな中、株式会社フロムゼロは、コロナ禍で余剰となった地元産ブランド米「たかたのゆめ」を活用したパックごはんを開発。このパックごはんの販売を通じて、子ども食堂への支援を決定しました。しかし、想定外の資材調達遅延により、当初の納品計画に大幅な遅れが生じ、年末のふるさと納税シーズンへの間に合うか危ぶまれました。

そこで、この危機を打開するため、大胆なキャンペーンが企画されました。パックごはんをキャンペーンのプレゼントとして提供することで、多くの人にこの商品を知ってもらい、同時に子ども食堂への支援につなげるという戦略です。

キャンペーン内容：寄付で地域を応援！

このキャンペーンでは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」または「楽天ふるさと納税」を通じて、陸前高田市への寄付を行うことで参加できます。対象となる返礼品は「陸前高田市選べる応援プロジェクト」で検索可能です。

先着1000名の方に、下記いずれかの特典がプレゼントされます。

1. 子ども食堂応援パックライス（150g×2個）
2. 子ども食堂への寄付（約200円相当）

さらに、キャンペーンへの感想やレビューを投稿してくれた方には、パックごはんを1個追加でプレゼント！（1月31日までに投稿完了が条件）

三つの応援が詰まった「たかたのゆめパックごはん」

このパックごはんには、三つの応援が込められています。

1. 子ども食堂への応援: 売り上げの一部が、陸前高田市の子ども食堂を支援する「りくぜんたかたお弁当届けようプロジェクト実行委員会」へ寄付されます。
2. 地元農家さんへの応援: 東日本大震災の復興米である「たかたのゆめ」を使用することで、地元農家を支援します。コロナ禍による外食需要減少で余剰となったお米の活用にも貢献しています。
3. 障がい者施設への応援: パッケージデザインは、知的障害を持つアーティスト、田崎飛鳥さんの作品を採用。梱包や発送作業も、地域の障がい者施設に委託されています。パッケージに描かれたひまわりは、復興の象徴です。

株式会社フロムゼロの想い：四方よしを目指して

株式会社フロムゼロは、岩手県を中心に中小企業の支援を行う会社です。ふるさと納税業務の運営支援にも携わっており、今回のキャンペーンは、地域社会への貢献を目的とした取り組みです。

「ふるさと納税制度は、自治体、市民、返礼品事業者、寄付者様にとって良い制度です。このキャンペーンも、米農家、子ども食堂、障がい者の方々、寄付者様にとって良い取り組みだと考えています。」と、代表取締役の登内芳也氏は語っています。

このキャンペーンは、年末の時期に、地域社会全体を明るく照らす、温かい光となっています。