大東亜戦争の歴史と再認識
私たちの先祖は一体何を守り、何と戦い、何を獲得したのか。この疑問に対する答えを導くべく、書籍『普及版 世界が語る大東亜戦争と東京裁判』が増刷されました。本書は、大東亜戦争に関するアジアおよび西欧諸国の指導者たちの貴重な発言を集め、戦争の真実に迫ります。
歴史の視点から見る大東亜戦争
戦後の日本では、中国や韓国の立場からの報道や歴史解釈が突出し、その結果、大東亜戦争を肯定的に捉える見解が長らく抑圧されてきました。しかし、実際には日本が直面していた歴史的脅威やそれに対する行動は、単なる侵略行為ではなく、国家存続のための闘いでもあったのです。
大東亜戦争の遠因は1842年のアヘン戦争に端を発し、その後の清国敗北に続きます。1853年、日本の浦賀にペリー提督が押し寄せたことで、日本の開国が進み、それにより西欧列強の植民地支配を前に、日本は国家としての危機意識に駆られました。この流れから、「明治維新」が起こり、近代国家の建設がなされるのです。
明治時代の戦争と外交
明治政府は、日本の安全を脅かすロシアなどと戦う中で多数の勝利を収めます。特に日露戦争の勝利は、日本を一大軍事国家としての地位に押し上げましたが、これによりアメリカとの関係が変化し始めます。アメリカは次第に日本に対して敵対的な姿勢を見せるようになり、ついには太平洋戦争へと至ります。
大東亜戦争の犠牲
昭和16年12月8日、日本は捨て身の一撃を欧米列強に与え、その結果が大東亜戦争の勃発へと繋がります。戦争の犠牲者数は、戦死者230万人、民間人80万人に及び、日本民族は310万人の命を失いました。これほどの犠牲を払った以上、「犬死」や「侵略戦争の犠牲者」と言われることに対する疑問も深まります。
博士の視点と名言
本書には、アジアと西欧の指導者たちの名言が収められ、この80年間で「大東亜戦争の真実」がどのように明らかになってきたかを示しています。日本人が知るべき歴史の一端がここにあります。
著者の紹介
著者は吉本貞昭氏で、中国における豊富な留学経験と、教育機関での歴史研究を通じて、近現代史に特化した執筆をされています。代表作には『東京裁判を批判したマッカーサー元帥の謎と真実』や『世界が語る神風特別攻撃隊』などがあります。
書籍情報
- - 書名: 普及版 世界が語る大東亜戦争と東京裁判アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集
- - 発行日: 2022年7月24日
- - 価格: 1,200円(税別)
- - 発行元: ハート出版
- - ISBN: 978-4-8024-0139-5
- - 詳細: Amazonリンク
この機会にぜひ、我が国の歴史に向き合う一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。