マクニカの新戦略
2025-07-17 16:09:44

マクニカ、メールセキュリティを強化する「Abnormal AI」を導入開始

株式会社マクニカが新たなセキュリティ対策を導入



株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市)は、アメリカのAbnormal AI, INC.と提携し、国内での販売代理店契約を締結し、AIに基づく先進的なメールおよびコミュニケーションツールのセキュリティ強化を目的とした「Abnormal AI」の取り扱いを開始しました。本サービスは、最近のフィッシング攻撃やビジネスメール詐欺(BEC)など、企業を悩ます高度なデジタル攻撃に対抗するために設計されたものです。

現状の課題とFor The Future



近年、日本においてもフィッシング攻撃やBECは増加傾向にあり、攻撃者は日本語を自在に操り、正規ドメインを乗っ取る技術も磨かれています。そのため、企業がメール以外にも様々なコミュニケーションツールを利用することが一般化する中、安全性の確保が急務となっています。マクニカの「Abnormal AI」は、これらの課題をクリアするために必要なソリューションを提供しています。

Abnormal AIの高度な検出機能



このプラットフォームの最大の特長は、人間の行動に注目した異常検知システムです。従来のメールセキュリティは、主に脅威インテリジェンスに基づいて攻撃を検知していますが、Abnormal AIは心理的な要素も加味した解析を行います。これにより、通常とは異なる行動や状況から「このメールは本当に本人から送られたものか?」という問いを立て、より正確にリスクを判断します。この高度な技術により、巧妙な詐欺メールを見逃すことなく検知し、企業を守ることが可能になります。

効率的なセキュリティ運用を実現



また、導入後のポリシー調整や過剰検知に関する運用タスクを自動で処理するため、企業のセキュリティ運用が効率化されます。たとえば、導入はわずか2クリックで可能で、専門的な知識がなくても使用できるため、幅広い企業での導入が期待されています。さらに、Gartner® 2024年版「Magic Quadrant™ for Email Security Platforms」でリーダーに位置づけられた実績も、信頼の証です。

マクニカのサポート体制



マクニカでは、「Abnormal AI」の導入前の構築や導入後の運用サポートに幅広く対応し、顧客のニーズに応じたカスタマイズも行います。これにより、顧客企業のコミュニケーションツール全体のセキュリティを強化します。そして、今後のセミナーでは、企業の情報システム担当者を対象に、このサービスの詳細について説明する機会も設けられています。

まとめ



AI技術を駆使した「Abnormal AI」は、企業にとって必要不可欠なセキュリティ対策となるでしょう。サイバー攻撃の進化に対応するためには、このような先進の技術が鍵を握ることは間違いありません。マクニカの新しい取り組みは、今後のビジネス環境において大きな影響を及ぼすことが期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社マクニカ
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。