伊予市と松山大学が連携した地域活性化プロジェクトの成果発表会を開催

伊予市の「iProject!」最終提案成果発表会

愛媛県伊予市では、伊予農業高等学校や松山大学と連携し、地域の特産品を使った活性化事業「iProject!」が進められています。このプロジェクトは、平成24年度から開始され、今年度の最終提案成果発表会が11月25日に開催されます。今回の発表会は、市制20周年を祝う記念事業の一環でもあり、市民と共同で制作したラジオドラマを通じて地域の偉人、佐伯矩博士にスポットを当てていることが特徴です。

佐伯博士は大根から消化酵素「ジアスターゼ」を発見した功績がある人物で、この偉業を反映した新たな取り組みとして、大根を用いたオリジナルメニューの開発にも挑戦しています。伊予農業高校の生徒がレシピを考案し、松山大学の学生が消費者の視点でその内容を充実させてきました。これにより、地域資源を活用した新しい料理の誕生が期待されています。

発表会の詳細

発表会は、以下の日程で行われます。

- 日時: 令和7年11月25日(火) 15：10～16：20
- 場所: 伊予市役所4階大会議室（愛媛県伊予市米湊820番地）

当日は、参加者として民間事業者を招待し、高校生と大学生が共同で開発したメニューを紹介するプレゼンテーションが行われます。具体的には、以下の提案メニューが披露される予定です：

- いよラディチーズ（チーズinペロリ餅）
- 甘根のひと時（きなこ大根）
- シャベラーゼ（おろしシャーベット）
- サクサクかつぶしラディッシュパイ（ラディッシュパイ）
- 大根飯（大根飯）
- 中学大根（中学大根）

参加してみませんか？

この呼びかけに応じて、地域の皆さまや食文化に興味のある方々もぜひ参加してみてください。発表会では、高校生の丁寧なメニュー説明に加え、大学生のプレゼンが行われます。開発した料理の試食も予定されており、参加者は自らの舌でその味を評価することもできます。民間事業者からの評価も受けながら、このプロジェクトがどのように地域振興に貢献するのか、一緒に考えてみる良い機会となるでしょう。

iProject!の概要

「iProject!」は、伊予農業高校、松山大学、そして伊予市が主催し、民間事業者や各種団体とも連携して進められる取り組みです。次世代を担う人材を育成し、地域の発展に寄与することを目指しています。このプロジェクトは、異なる立場の人々が互いを理解し、協力し合うことによって、地域全体の活性化を図るものです。