結城真一郎の初児童書
2024-08-29 20:15:36

結城真一郎初の児童書『やらなくてもいい宿題』が大ヒット!魅力あふれる算数ミステリー

結城真一郎初の児童書『やらなくてもいい宿題』が大ヒット!



2024年7月18日に株式会社主婦の友社から刊行された結城真一郎による初の児童書『やらなくてもいい宿題』が好評を博し、早くも3刷重版となりました。この作品は、算数とミステリーを融合させた魅力的なストーリーで、子供たちに楽しみながら学ぶ機会を提供しています。

謎解きストーリーと算数の融合



物語の舞台は、5年生のクラスに転校生としてやって来た謎めいた女の子、ナイトウさんです。彼女は自分のことを語らず、クラスメートたちは彼女にまつわる疑惑を抱きます。特に算数の天才である少年・数斗は、ナイトウさんが出す難解な算数問題に挑戦することで彼女の秘密を解明しようとします。

この書籍では、数斗が解く算数問題には学習塾などでおなじみの「つるかめ算」や「旅人算」などが使われていますが、ただの計算問題ではなく、柔軟な発想力が試されます。問題が持つ“ひっかけ”に気づくことが鍵です。

体験談と子供たちの反響



読者から寄せられる感想も続々と届いています。
  • - 小学5年男子: 「算数ということで堅苦しく構えたけれど、推理要素があってスムーズに読めました。」
  • - 小学5年女子: 「数斗は算数の名人だけど、ナイトウさんが出題する問題に苦しむところが面白く、どうやって返り討ちにされるのかワクワクしました。」
  • - 小学6年男子: 「普段の算数ではない計算ばかりで、楽しく解けた!ページをめくるとドキドキが続いていました。」

このような感想からも分かるように、算数に対する関心を高めることができる作品であることが伺えます。読者はストーリーの中で算数を学び、問題を解く楽しさを実感しています。

大人も心を掴むストーリー



本書の魅力は子供だけでなく、大人にも広がっています。結城真一郎の作品には、いつもドンデン返しが盛り込まれています。本作でもその要素は健在であり、大人が読んでも楽しめる内容になっています。

  • - 深谷守(テレビ東京): 「新しい「学び」の形を示す小説であり、大人でも楽しめました。」
  • - 黒井真(レビュアー): 「読みやすい文体でありながら、大人でも唸るオチがあって驚かされました。」

親子で挑戦する謎解き



さらに、この本は親子で楽しむのにも最適です。親子で問題を解き合い、ナイトウさんの秘密を探る様子は、まさに家族の絆を深める体験でもあります。このような参加型の読書体験ができることも、人気の理由の一つです。

著者情報と書誌情報



結城真一郎は、1991年に生まれ、神奈川県を拠点に活躍するミステリー作家です。東京大学法学部卒業後、2018年に『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し、その後も多くのヒット作を世に送り出しています。

書誌情報も注目です。
  • - 書名: やらなくてもいい宿題
  • - 著者: 結城 真一郎
  • - 発売日: 2024年7月18日
  • - 定価: 1320円(税込)
  • - ISBN: 978-4-07-459879-3
  • - 出版社: 主婦の友社

このように、結城真一郎による初の児童書『やらなくてもいい宿題』は、ただの学びの本ではなく、楽しさと驚きが詰まった一冊です。子どもから大人まで、皆で楽しめるこの作品を手に取って、新たな謎解きの旅に出てみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社主婦の友社
住所
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
電話番号
03-5280-7500

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