側島製罐が新設のLOVED COMPANY賞を受賞！社員と共に進化する経営者の姿とは

側島製罐がLOVED COMPANY賞を受賞

愛知県の側島製罐株式会社は、株式会社リンクタイズが発行するビジネス誌『Forbes JAPAN』が主催する「SMALL GIANTS AWARD 2025-2026」において、新設された「LOVED COMPANY賞」を受賞しました。この受賞は、中小企業が実現できる「人的資本経営」と「インナーブランディング」の実践が評価された結果です。

LOVED COMPANY賞とは

「LOVED COMPANY賞」は、会社が「社員への機会の提供」「働きがい」「自律型人材の育成」「心理的安全性」といった4つの基準に基づいて評価されます。愛知県海部郡にある側島製罐は、「宝物を託される人になろう」というビジョンのもと、「社員の人生の豊かさが良い経営に繋がる」という考え方で経営を行っています。

同社は伝統的な指示命令方式を廃止し、社員自身が報酬や役割を決定する「自己申告型報酬制度」を導入。これにより各社員の自由度と責任感が高まり、従業員のエンゲージメント向上に貢献しています。この新しい組織づくりが経営改善をもたらし、それが高く評価されました。

受賞についての代表取締役のコメント

代表取締役の石川貴也氏は、「新たに創設された『LOVED COMPANY賞』を受賞できたことを非常に光栄に思っています。本賞は、日々会社の未来を信じて共に挑戦してくれる全社員やその家族、また当社と関わる皆様のおかげです」と感謝の意を表しました。

さらに、石川氏は「良い人生から良い仕事が生まれる」という信念を持ち続け、今後も恥じない経営を心がける決意を示し、中小企業や缶業界の魅力を広めていきたいと述べました。

SMALL GIANTS AWARDについて

『Forbes JAPAN』が主催するSMALL GIANTS AWARDは、創業10年以上で、売上高が200億円未満、従業員500人以下の中小企業を対象に、地域貢献や稼ぎ続ける力を備えた企業を表彰するものです。本年度からは「LOVED COMPANY賞」という新たな部門も加わり、企業の人的資本経営を評価する取り組みが進められています。受賞式は2025年11月26日に行われる予定です。