「bokashi」オープン
2022-10-31 10:03:21

札幌大通に誕生した「bokashi」で循環社会を体感しよう

複合スペース「bokashi」のグランドオープン



2023年10月31日、札幌大通に新たにオープンした複合スペース「bokashi」は、意志ある循環社会の実現を目指しています。ここでは食を通じて、生産者と消費者、都市と地方をつなげる新たな体験が待っています。

「bokashi」の名前の由来



「bokashi」は、農業における用語から来ています。「ぼかし」という言葉は、有機物が発酵し肥料化される過程を指し、目に見えない微生物の力によって新しい生命が生まれることを意味します。私たちはこの概念を元に、人間社会や自然環境といった様々な要素が相互に関わり合うことで、循環社会へと導くことを目指しています。消費者と生産者、都市と地方という境界を無くすことで、より良い社会を築くための挑戦に取り組んでいます。

食を通じた循環社会の実現



「bokashi」では、食を入り口にして、人々が農業や環境問題、社会情勢について新たな視点を得ることができるような様々なプログラムが提供されます。有機的な食材を使用したメニューや、地域の生産者との交流を通じて、意識的な消費を促すことを目的としています。

1階:マルシェ&ダイニング「bokashi Dining」



1階には、北海道の各地から厳選された野菜や加工品が揃うマルシェがあります。ここでは、季節ごとの新鮮な食材を使用した料理が提供され、特にサラダやスープが人気です。マルシェの特長は、顔の見える食材を使用すること。生産者の元を訪問し、直接仕入れた食材を大切にしています。また、旬の味を大事にし、定期的に産地から新鮮な食材が入荷します。

メニュー例

  • - 野菜たっぷりのランチプレート
  • - 平飼い卵のミルクプリン

営業時間は11:00から18:00まで、定休日は水曜日と木曜日です。運営は嬉楽株式会社という地元の企業です。

2階:コワーキング・レンタルスペース「bokashi Base」



2階では、仕事をしながら食を囲む「bokashi Base」が広がります。ここでは農家や研究者、起業家など、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり、意見交換やコラボレーションが行われます。自然光が差し込むスペースが心地よく、簡易キッチンも備えています。利用者はここで自ら料理をしながら、食を通して交流を深められます。

運営やプランには、ドロップイン、月額会員、回数券など、様々な選択肢があります。周囲の環境も重視されており、再利用可能な自然素材を用いた内装が施されています。

再利用可能な素材での内装設計



「bokashi」では、廃材を利用することで環境配慮を実現しています。様々な材料を再利用し、内装に新たな価値を見出す取り組みが行われています。例えば、通常は廃棄される樹皮付きの腰壁や、再利用可能な土壁を使用しています。これにより、持続可能な建材の選択を実践しているのです。

最後に



「bokashi」は、食を通じて意志ある循環社会を創造するための場所です。農業や環境問題についての新しい視点を持ち、地域との結びつきを深めることで、より豊かな社会の実現に寄与することでしょう。ぜひ、札幌大通でその体験を楽しんでみてください。

会社情報

会社名
株式会社マンクス・ロフタン
住所
北海道札幌市中央区南二条西一丁目7番地1 二番館ビル
電話番号

関連リンク

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