変わる飲み物の好み
2013-09-11 12:40:03
年齢と共に変化する飲み物の好みを探る調査結果
年齢と飲み物の嗜好性
最近の調査によると、年齢が進むことで人々の飲み物の好みが変化することが明らかになりました。株式会社ヒューマが運営する治験マッチングサービス「ボランティアバンク」(以下VOB)の対象者を用いた調査から、飲料の嗜好性について新たな知見が得られました。
調査の概要
調査は2013年5月から8月にかけて、VOBの会員を対象に実施され、有効回答数は550名に上ります。「最もよく飲む飲料は?」という質問に対する回答から、全体の約75%が「水」「日本茶」「コーヒー」のいずれかの飲料を選んでいることが確認されました。他の選択肢には紅茶やジュース、健康茶、アルコールなども見られましたが、圧倒的にこの3つの飲料が人気です。
世代別の飲料嗜好
一つ注目すべき点は、世代によって飲み物の選好が顕著に異なることです。10代から30代の年代では「水」が最も好まれ、40代・50代になると「コーヒー」の人気が高まります。そして、60代以上の方々は「日本茶」を好む傾向が強いことが分かりました。このように、年齢に応じた飲料の人気が目に見えて変わることが確認されました。
飲料選択肢の減少
興味深いことに、年を重ねるごとに飲料の選択肢が狭まる傾向も見られました。10代から30代ではソフトドリンクやジュース、さらには炭酸飲料が好まれていますが、40代・50代になると健康茶やアルコールが目立つようになり、60代以降は水、日本茶、コーヒーといった数種類の飲料を繰り返し選ぶ傾向があります。このことから、年齢が上がるにつれて飲み物の好みがシンプルになり、メインとなる飲料が限られていくことが示唆されます。
性別による飲料の嗜好
また、性別による飲料の嗜好の違いも興味深い結果を示しています。コーヒーを最もよく飲むと答えた方を性別で調べると、女性の方が男性よりも多くの割合を占めていることがわかりました。対照的に、水は男性の方が好んで飲む傾向がありました。具体的には、女性のコーヒーの愛飲率は約29%で、男性は約21%に対し、男性の水愛飲率は約27%で女性は約19%という結果が出ています。
健康状態との関係
調査では、コーヒーをよく飲む人が健康状態に異常を感じていない割合が10.4%であることが分かりました。これは日本茶が8.6%、水が6.5%と続いており、コーヒーを飲むことでより良い健康を実感している方が多い傾向があります。
結論
株式会社ヒューマは今後もこのような調査を通じて、健康意識の向上や治験の参加促進につなげていく方針です。健康というテーマは今日の社会において非常に重要であり、治験がその一助となる可能性を秘めています。調査を通して得た知見を活かし、健康維持に貢献していくことを目指しています。
会社概要
株式会社ヒューマは、東京都港区に本社を構え、治験マッチングサービス「ボランティアバンク」を運営しています。これまでに49万人以上の会員を持ち、治験に関する正しい理解を広めることに注力しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ヒューマ
- 住所
- 東京都港区浜松町1-27-12秀和浜松町ビル9F
- 電話番号
-
03-3431-1167