新たな応援広告の時代が到来
株式会社ジェイアール東日本企画(以下、jeki)が展開するファン参加型広告サービス「Cheering AD」は、株式会社NTTドコモが運営する映像配信サービス「Lemino」と連携し、新たな応援広告のサービスを開始しました。このサービスは、ファンが選んだ番組の冒頭に自分の想いを込めた広告を流すことができるという新しい試みです。
従来の広告文化からの進化
これまでも応援広告は駅や屋外広告などで普及してきましたが、Leminoとの連携により、ファンが自らの言葉で応援を表現できる環境が整いました。この新しい広告体験では、ファンが“推し”の出演する番組を選択し、その番組の冒頭に自分の応援メッセージを流すことができます。
様々なコンテンツに対応
Leminoでは、「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズや「ZEROBASEONEの万能オフィス」といった人気番組だけでなく、アニメやスポーツなど幅広いジャンルのコンテンツへも応援広告を出稿することができます。ファンは自分の好きなコンテンツを通じて、想いを伝えやすくなります。
100%視聴される共感型広告
この応援広告の特徴は、番組の冒頭で必ず流れるため、視聴者に自然に目に留まりやすい点です。まだ“推し”を知らない人にも、その想いを届けることができ、共感を生み出すことが期待されています。この仕組みにより、ファンは自らの熱い想いを共有し、広げていくことが可能となります。
地域を超えて広がる応援
また、Leminoでは視聴が無料で可能なため、全国どこにいても応援のメッセージを届けられます。地域や時間に距離を感じることなく、どのファンでも参加できる環境が整っているのです。
スムーズな出稿プロセス
応援広告を出すには、「Cheering ADオンライン」から希望する番組や期間を選択するだけで、権利の確認やデザイン審査も自動で行われます。これにより、初めての方でも安心して出稿ができるようになっています。詳細や申込方法は公式サイトにて確認できます。
企業やブランドとの協業
企業側にもこの応援広告は新たなチャンスを提供しています。例えば、コンテンツホルダーと連携し推し活を促進したり、メーカーが自社商品の広告を応援広告として展開したりするなど、様々な場面で活用が見込まれています。この活動により、企業はファンの熱量に寄り添った広告展開を行うことができ、より効果的にメッセージを伝えられます。
ファンの想いを活かす広告の未来
2025年に発表された「推し活・応援広告調査2024」では、応援広告のポテンシャル市場規模が769億円に達するとされています。この背景には、ファンが“推し”的な存在を祝う文化の浸透や、経済活動への貢献が注目されています。
ファンのキモチを広告に乗せて、生活のあらゆるシーンに応援の気持ちが広がっていく。その一助となるCheering ADとLeminoの取り組みが、多くのファンと企業の架け橋になることが期待されます。