浅草花やしきのビックリハウスが振り返る昭和の遊び心!
浅草に位置する歴史的な遊園地、
花やしき。ここには、現存する最古のアトラクションである
ビックリハウスがあります。2025年は昭和100年の節目を迎える年であり、その歴史を感じるためにも、ビックリハウスの魅力を深堀していきましょう。
ビックリハウスの誕生と特徴
ビックリハウスは1947年(昭和22年)に設置され、その後1950年に
英語名として「ビックリハウス」が正式に使用されるようになりました。元々は「遊戯用航空館」という名前で親しまれていたこのアトラクションは、家庭の一室を模した内部で、ユーザーがイスに座ると部屋全体がぐるぐる回り出します。この錯覚感覚は、玩具やゲームにおいても新鮮な体験を提供しました。
クレームも巻き起こした歴史
設置当初、錯覚を利用したアトラクションはあまり普及していなかったため、時にはお客様から「体が宙返りになるなんて危険だ!」とのクレームも寄せられました。そんな状況に備え、昭和25年ごろにはアトラクションの外観に「絶対に安全で愉快なスリル」との文言が記されています。これが、花やしきの顧客に対する配慮と関連して、今でも多くの訪問者に選ばれ続けています。
昭和50年代の復刻デザイン
現在のビックリハウスは昭和50年代のデザインが復刻され、ピエロをイメージした楽しい顔の外観が特徴です。レトロな雰囲気は、お客様にとっての写真スポットとしても人気が高まり、訪れる人々にノスタルジックな楽しみを提供しています。
継承される昭和の遊び心
ビックリハウスは78年間その基本的な仕組みを変えずに、こまめなメンテナンスがなされています。そんな大切なアトラクションを通じて、訪れるお客様は昭和時代の遊び心を再体験することができます。花やしきは、このような歴史あるアトラクションを大切にしながら、常に新しい楽しみ方を創出し続けています。
昭和の日やゴールデンウィークに訪れよう
2025年のゴールデンウィークには、特別なイベントが開催される予定です。昭和100年という特別な年に、浅草花やしきで思い出のアトラクションに触れ、昭和を感じる体験をしに来てみてはいかがでしょうか。公式HPをご覧の上、ぜひ訪問をお待ちしております。
公式HPはこちら
今後も「昭和100年と浅草花やしき」企画を通じて、昭和時代の花やしきの様子についてもお伝えしていく予定です。お楽しみに!