長崎歴史文化博物館 特集展示のご紹介
長崎歴史文化博物館では、2026年4月28日から6月28日までの期間、特集展示「重文指定20周年長崎奉行所関係資料の世界」が行われます。これは、長崎奉行所に関する重要文化財の一部を特別に紹介する特展であり、長崎の江戸時代の歴史を深く理解する良い機会となります。
江戸時代の長崎奉行所とは
江戸時代、長崎は貿易港として栄え、長崎奉行がその統治を担っていました。長崎奉行所は、行政、司法、貿易統制、外交など多岐にわたる役割を果たし、多くの重要な文書や資料がここで作成され、保管されていました。それらの資料の中から、長崎県が所有し長崎歴史文化博物館に収蔵されている1,242点が、2006年に国の重要文化財に指定されています。
特集展示の内容
本特集展示では、1,242点の重要文化財の中から、特に注目すべき46点の江戸時代の文書が展示されます。これらは行政や貿易、外交、さらには長崎警衛やキリシタン禁圧に関する詳細な記録です。展示総数は62点にのぼり、うち46点が重要文化財です。
特に、江戸幕府から長崎奉行所に送られた奉書類や貿易許可証など、非常に珍しい文書が含まれています。
主要な展示アイテム
- - 行政関係資料: 江戸幕府からの「御奉書御書付類目録」
- 長崎奉行所に送られた幕府からの公式文書が記された目録です。特に老中からの奉書が何通か含まれています。
- 唐船に与えられた貿易の許可証である信牌やその記録が残る割符留帳が展示されます。
- 過去の判決記録をまとめた犯科帳や、幕府に伺いを立てた記録も見られます。
- - 漂流民関連資料: ジョン万次郎の取り調べに関する書類
- 海外での経験を持つ漂流民の取り調べや、長崎の寺社への参詣に関する記録が展示されます。
参加方法と料金
本特集展示の見学は、長崎歴史文化博物館の常設展観覧料で可能です。大人630円、小中高生310円という手頃な料金で、幅広い年齢層の方々に利用していただけます。さらに、県内の小中学生や市の友の会メンバーは無料で入館できます。
特集展示は、特別な連携企画として「没後30年 司馬遼太郎の記憶 小林修 写真展」の半券を提示することで、同展示を無料で見ることも可能です。
博物館へのアクセス
長崎歴史文化博物館は、長崎県長崎市立山1丁目に位置しており、公共交通機関でのアクセスが便利です。開館は8:30から19:00までで、最終入館は18:30です。新しい歴史資料に触れ、江戸時代の長崎の姿をぜひ体感してみてください。
この特集展示が、長崎の多面的な歴史に対する理解を深める手助けになることを願っています。長崎の歴史と文化に触れるこの貴重な機会をお見逃しなく!