ローカルサービスの新たな形、『Zehitomo』が資金調達を成功
株式会社Zehitomoは、約1.5億円の資金調達を成功させたことを発表しました。このプラットフォームは、依頼者とさまざまなプロを繋ぐマッチングの場を提供しており、日本のローカルサービスを変革する可能性を秘めています。
Zehitomoとは?
「あなたの毎日に、プロからアイディアを。」をコンセプトに、Zehitomoはカメラマンや英語教師、ヨガ講師など、幅広い専門家と依頼者を結び付けるサービスを展開しています。依頼者は、日常生活を支えるサービスから新たなアイディアを得る機会まで多岐にわたる選択肢を手に入れます。
従来の決済手数料を排除したモデル
Zehitomoの特徴は、従来の決済手数料が発生しない応募課金型ビジネスモデルです。このシステムでは、依頼者もプロも手数料を支払うことなく、プロは全額の報酬を受け取ることができます。平均的な応募費用は500円程度で、新たな顧客を獲得するための最小限のコストで済むため、プロにとって非常に魅力的な機会です。
オーダーメイドのプロ提案が受けられる
依頼者は、プラットフォーム上で簡単な条件を入力すると、その条件に合った最大5名のプロからカスタマイズされた提案を受け取ります。英語教師やカメラマンなど、選りすぐりのプロが登録しており、手間をかけずに最適な提案を得られるのが大きな魅力です。
10ヶ月での成果
Zehitomoはリリースからわずか10ヶ月で、プロから依頼者への応募は約10,000件を数え、総提案額はなんと3.5億円を超えるまでに成長しています。現在、登録されたプロは6,800名以上で、600以上のカテゴリーで活動しています。言語も日本語と英語に対応しており、広範囲なニーズに応えています。
投資家からの期待の声
ZehitomoのCEOであるジョーダン・フィッシャー氏は、「日本のローカルサービスには大きなポテンシャルがある」と述べており、さらなるサービス開発や採用を進めていく意向を示しています。また、500 Startups JapanやDraper Nexus Venturesなどの投資家たちも、このビジネスモデルに期待を寄せており、日本における新たなマーケットを開拓する可能性を評価しています。
日本のローカルビジネスの未来
Zehitomoが目指すのは、フリーランスや中小企業の新しい繋がり方の提供です。日本には数十兆円規模とされるローカルサービス市場がありますが、依頼者がプロを見つける手間やプロが十分な報酬を受け取れない現状など、多くの課題があります。Zehitomoは、こうした課題の解決に向け、依頼者とプロの双方が満足できる環境を提供することを目指しています。
会社概要
株式会社Zehitomoは東京都港区に本社を置き、2015年に設立されました。CEOであるジョーダン・フィッシャーとCOOのジェームズ・マッカーティーが共にリードするこの会社は、業界の変革を目指し、今後の成長が期待されています。
詳細は公式ウェブサイト(
Zehitomo)を訪れてください。