セイコーウオッチ主催「からくりの森」2025
展覧会概要
セイコーウオッチ株式会社が主催する展覧会「からくりの森」が、2025年11月5日(水)から11月18日(火)まで開催されます。場所は東京の港区南青山に位置するLIGHT BOX STUDIOです。このイベントは、クリエイターたちがその才能を発揮する場でもあり、来場者に新たな感覚や驚きを提供することを目的としています。
基本情報
- - 会期: 2025年11月5日(水)〜11月18日(火)
- - 開場時間: 11月9日(日)までは10:00~20:00、以降は11:00〜20:00
- - 入場料: 無料
- - 場所: LIGHT BOX STUDIO, 東京都港区南青山5丁目16-7
この展覧会には、著名なクリエイターが参加しており、特に株式会社スプラインデザインハブの新作が注目されています。彼らは「時の足音」と題された作品を昨年展示しましたが、今年は独自の新作「螺旋の律動」を披露します。
新作「螺旋の律動」
新しい作品「螺旋の律動」は、機械式腕時計を分解した際に見つけた動力ぜんまいやひげぜんまいにインスパイアを受けています。この作品は、ただの部品ではなく、時を動かす力とリズムが宿った存在として捉えられています。わずかな手の動きを受け取り、その動きが鼓動のように表現される様子は、見る者を魅了します。
複数のアームに支えられたステンレス板の螺旋構造は、独立して伸縮できる各アームにより、緊張と緩和を生み出します。そして、このたわみは他のアームとの相互作用を通じて、常に新しい秩序を作り出します。目に見えない時間の流れを視覚化したこの作品は、観る者に深い感銘を与えます。
制作背景
この作品は、株式会社スプラインデザインハブによって唯一無二のプロジェクトとして制作されました。デザインスタジオの代表である神山友輔氏は、「感性とテクノロジーをつなぐ」ことを基本理念に、様々なプロジェクトに取り組んでいます。彼のコメントでは、作品に込められた想いや、時間の存在感を現すことの重要性が語られました。
Spline Design Hubについて
株式会社スプラインデザインハブは、2015年に設立され、東京都目黒区に本社を置いています。このスタジオは、インスタレーションやプロダクトデザイン、そして研究機関との協力による新たな技術の開発に取り組んでおり、常に新しい表現の可能性を追求しています。技術と美、ハードウェアとソフトウェアの融合が、彼らのデザイン哲学の核となっています。
彼らの取り組みは、異なる専門性を持つメンバーによって支えられており、毎日のように新しい価値を創造する努力が続けられています。
この特別な展覧会「からくりの森」は、アートとテクノロジーの交差点に立つ作品を通じて、訪れる人々に感動を与えることを目指して開催されます。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。