異素材が織りなすアートの魅力を体感する二人展開催
2026年3月19日から3月31日、東京・渋谷に位置するTABAYA United Arrowsにて、陶芸家の
白石陽一と木工作家の
船木智仁による二人展が開催されます。この展覧会では、土と木、漆という異なる素材を通じて、アートが表現する美しさと、それに伴う時間の痕跡を感じていただけます。特に、両作家の器作品やオブジェ作品が幅広く展示販売される予定です。
白石陽一の陶芸
陶芸家の白石陽一さんは、特に泥漿鋳込みという技法に特化しています。この技法では、液体状の粘土を石膏型に流し込むことによって、自然発生的なテクスチャーが生まれます。彼は、山から掘り出した原土を使用して器やオブジェを制作しており、その中には土の固まりや崩れを捉えた刹那的な形も見られます。これらは焼成の過程を経て、自然の定めた形状へと変化します。展覧会では、白石さんの代表作である白い器や墨流しの器に加え、迫力のあるオブジェ作品も展示されます。
船木智仁の木工芸
一方、木工作家の船木智仁さんは、精緻なフォルムを削り出す技術を駆使しており、作品には漆を施した後に砥粉を蒔く蒔地技法が用いられています。これにより、立体的な肌理を持つ作品が生まれるのです。彼は、黒漆や新作の白漆、錆漆による起伏に富んだ作品を展示します。これらは、自然の現象を思わせる力強さと繊細さを兼ね備えた作品であり、見る者を引き込む圧倒的な存在感を誇っています。
展示の魅力
この二人展では、陶芸と木工という異なるアプローチから生まれた作品が、それぞれの技法を通じて人々の心に響く美を表現します。作品は、自然がもたらした時間の痕跡を体現しており、土や木、漆という素材がどのようにアートへと昇華されるのかを目の当たりにできる貴重な機会です。
開催情報
- - 日程: 2026年3月19日(木) - 3月31日(火)
- - 時間: 12:00 - 20:00
- - オープニングパーティ: 3月19日(木) 17:00 – 19:00(どなたでも参加できます)
- - 作家在廊日: 3月19日(木) 14:00 - 19:00 / 3月20日(金・祝) 14:00 - 17:00
- - 場所: TABAYA United Arrows 1F Gallery 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-28-1
この展示を通じて、土や木、漆という素材が持つ魅力と、その背後にある自然の力、時間の流れをぜひ体感してください。