市民主体の観光発信モデルとは?
滋賀県守山市では、市民の視点を活かした観光発信を強化する新たな取り組み「#いいとこ守山市」が注目されています。このプロジェクトは、来訪者や市民が主役となり、地域の魅力を継続的にSNSを通じて発信していくモデルの構築を目指しています。2026年2月18日、守山市役所にて「#いいとこ守山市サポーター」の任命式が行われる予定です。
プロジェクトの背景
これまで、地域の観光情報は主に行政や観光協会によって発信されてきましたが、近年の広告予算の減少や人手不足から、持続的な情報発信が困難な状況にあります。このため、市民が自発的に地域の魅力を発信できる仕組みを作る必要性が高まっていました。
この取り組みは、守山市観光物産協会の公式サイトを通じてスタートし、SNS上での投稿を自動収集し掲載する仕組みを導入しました。「#いいとこ守山市」というハッシュタグを付けた投稿が常時収集されており、すでに400件以上の投稿が寄せられています。市民や来訪者のリアルな視点で、地域の魅力が発信されることで、観光の促進が期待されています。
「#いいとこ守山市サポーター」任命式の詳細
任命式は、守山市役所の3階応接室で行われ、守山市長や観光物産協会の会長も出席予定です。この任命式では、サポーターとして市民や訪問者が自発的に地域の魅力を発信することを拡大していく意義を再確認します。
これまでの観光大使とは異なり、サポーターは地域に愛着を持つ市民を対象としており、サポーターの参加によって新たな観光発信のモデルが形成されていくそれが目指されます。
本プロジェクトの目的
本取り組みは、観光的な情報発信にとどまらず、地域に対する愛着を高め、市民の自発的な行動を促進することを目指しています。シビックプライドの向上や地域の課題解決にも結びつくことが期待されていると言えるでしょう。また、企業や行政との連携を促進し、地域全体で観光発信を支える地域資源の有効活用を図る狙いもあります。
旅アトリーチサービスの魅力
さらに、このプロジェクトには「旅アトリーチ」というサービスが組み込まれており、地域の観光情報を安心・安全にウェブサイトやアプリに掲載することが可能です。このシステムは、地域の住民や観光客が投稿した情報をセレクトし、許可を取って掲載するため、手間なく魅力的な情報が発信されるのです。
まとめ
守山市におけるこの市民主体の観光発信モデルは、単なる情報の発信以上の価値があります。地域に住む人々が自らの手で自分たちの街を紹介することで、相互に地域への愛が育まれ、新しい観光地としての魅力が生まれていくことが期待されます。この取り組みがどのように進化していくのか、これからの展開に多くの注目が寄せられています。