Tayoriの多言語対応
2025-10-23 12:33:18

AIチャットボット「Tayori」が観光・宿泊業界向けに多言語対応を強化

AIチャットボット「Tayori」が多言語対応を強化


PR TIMESが提供するカスタマーサポートツール「Tayori」(タヨリ)が、2025年10月23日、AIチャットボットに新たに多言語対応機能と辞書登録機能を追加しました。この変更は、インバウンド需要の高まりに応え、観光、宿泊、小売業界での利用ニーズに対応するためのものです。

インバウンド需要の背景


観光庁のデータによれば、2024年には3687万人の訪日外国人旅行者が見込まれており、これはコロナ以前の水準を上回る予想です。Tayoriは2024年6月にAIチャットボットの提供を開始し、既に多くの業種から300件以上の導入実績を挙げています。特に、観光や宿泊、小売業界では、訪日外国人への対応が急務となっており、多言語化はもはや必須の機能となっています。

利用可能な言語と機能


今回のアップデートでは、英語、中国語、韓国語の3ヵ国語に対応したFAQをTayoriで簡単に作成できるようになっています。ユーザーは管理画面で言語を選択し、AIチャットボットとの連携ボタンをクリックするだけで、必要な情報が準備できます。しかし、現時点ではAIによる自動翻訳機能は提供されていません。専門用語や微妙なニュアンスの翻訳には限界があり、各国の文化的背景に配慮した対応が求められています。

辞書登録機能で専門用語に対応


合わせて追加された辞書登録機能は、個別の質問と回答を登録できることで、専門用語や略語にも対応可能です。一般的な辞書ではカバーできない用語への対応ができる一方で、メンテナンスや複数のパターンを登録する必要があります。TayoriはFAQを基に回答を生成できるため、これにより細かい回答精度の向上が期待されています。

ユーザーの声と利用料金


Tayoriの担当者、竹内一浩氏は、インバウンド需要に対して多言語対応の要望が強まっていることを指摘し、新機能の実装を嬉しく思っていると述べています。彼は「業界特有の言い回しや専門用語に対応することで、訪日するお客様との関係を良くする手助けをしたい」と述べています。また、TayoriのAIチャットボットは月額約1万2000円から利用可能で、機能追加後も月額11,980円のプロフェッショナルプランとして提供されています。

まとめ


このように、「Tayori」はシンプルで使いやすさを重視しながらも、カスタマーサポートを強化するための各種機能を提供しています。企業規模や地域、業種に関わらず、AIチャットボットを通じて、日本全国の観光や宿泊施設が訪日外国人に対して快適なサポートを提供できる環境を整えていくことが期待されています。さらなる詳しい情報は公式サイトや導入事例ページを確認してください。


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