ネットスターズとTraveloka、旅行業界への新しい決済ソリューションを提供
株式会社ネットスターズ(本社:東京都中央区)は、東南アジア最大級の旅行予約プラットフォームであるトラベロカ(Traveloka)の日本法人、Traveloka Japan株式会社との戦略的提携を発表しました。この提携により、企業向けの決済業務が一層効率的に行えるようになります。特に、宿泊施設における決済プロセスの簡素化とエラーの削減が期待されています。
VCN決済の導入
ネットスターズは、自社のホテル向け決済プラットフォーム「StarPay-Biz for Hotel」をTravelokaに導入することに決定しました。このシステムでは、宿泊施設はバーチャルカード番号(VCN)を利用して法人決済を行うことができます。
具体的には、旅行者が予約した際やチェックアウトする際にTraveloka JapanがVCNを発行し、その情報をもとにStarPay-Bizが実際の決済を行います。このプロセスは、手動での番号入力を必要とせず、ホテル側は簡単に管理画面から確認するだけで済むため、負担が大幅に軽減されます。
業務効率と生産性の向上
この新しいシステムにより、宿泊施設は請求業務のミスを減少させ、人件費の削減や業務の効率化を図ることが可能になります。未回収リスクの軽減も期待され、結果的に生産性の向上につながるでしょう。
ネットスターズはこれまでも多くの宿泊施設と提携関係を構築し、日本国内におけるVCN決済の普及を進めてきました。このたびの提携を通じて、Travelokaは宿泊費の自動精算の重要性を感じており、StarPay-Biz for Hotelの導入に至ったということです。すでに多くの宿泊施設がこの新しい決済方法を採用することを決定しており、今後もさらなる導入が期待されています。
Travelokaとそのビジョン
トラベロカは、2012年の創業以来、世界中の旅行者に信頼性の高い旅行体験を提供してきました。現在、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムに展開しており、アプリのダウンロード数は1億4,000万回を超えています。
この企業のミッションは、航空券やホテル、各種体験の予約をより簡単なものとすることで、旅行とライフスタイル産業に革新をもたらすことです。最先端の技術を駆使し、顧客のニーズに応えるべく進化し続けています。
ネットスターズの歩み
ネットスターズは2009年に創業以来、QRコード決済サービス「WeChatPay」の初導入を皮切りに、キャッシュレス決済の普及を目指してきました。「StarPay」を基盤に、多角的なサービス展開を行い、企業向けの決済業務ソリューションを提供しています。
公式HP・お問い合わせも可能で、最新情報は同社のサイトを通じて入手できます。これからもネットスターズとTravelokaの提携による進展から目が離せません。