ピンクリボン音頭の快挙
2023-12-06 08:00:01
楽しく踊って乳がんをチェック!音健アワード受賞のピンクリボン音頭に注目
最近、乳がん検診の重要性が改めて注目されています。特に、乳がんは早期発見が成功のカギとされていますが、そのためには多くの人々に関心を持ってもらう必要があります。その一環として、2023年11月30日に行われた音健アワードにおいて、乳がんのチェックを愉快に学べる「ピンクリボン音頭」が優秀賞を受賞しました。今回は、この注目の音頭について詳しくご紹介します。
この「ピンクリボン音頭」は、2020年に制作されたもので、東京都目黒区にある「ピンクリボンアートプロジェクト」の代表、服部奈菜さんが中心になって制作しました。今回の音健アワードでは、76組の応募から選ばれた8作品の中の一つとして、そのユニークさが評価されました。
音健アワードは、一般社団法人日本音楽健康協会が主催し、音楽や歌を通じた健康づくりの創意工夫を表彰するイベントです。今年の表彰式では、理事長の戸塚圭介さん挨拶の後、作詞家で音楽評論家の湯川れい子さんの総評が行われた後、受賞作品の発表が行われました。
「ピンクリボン音頭」の講評において、審査委員である春日くに子さんは、衣装が大正ロマンを感じさせ、楽しく乳がんの重要性を伝えている点が斬新だと称賛しました。この音頭では、盆踊り風の振付が用いられており、誰でも気軽に参加できるため、多くの人が興味を持って楽しめる形に仕上げられています。
服部さん自身も乳がん経験者であるため、早期発見の重要性を実感し、この作品を通じて乳がんに対する認識を高めることを目指しました。「ピンクリボン音頭」は、ファッションやメイクをチェックするように、ねたo乳がんの自己検査を日常の一部として取り入れてもらうために作られたとのこと。
さらに、この音頭は、ラテンのリズムを取り入れたポップな楽曲で、聴く人の耳に残りやすいメロディーが特徴です。歌唱はリョコモンスターさんが担当し、振付けは有名な振付師、香瑠鼓さんが手掛けました。こうした著名な方々の協力のもと、魅力的な作品に仕上がっています。
ピンクリボン音頭は、最近さまざまなイベントに参加しており、特に子どもたちや高齢者を対象にした盆踊りの場でも披露されています。乳がんに対する関心を持ってもらうための活動が広がりを見せており、参加者からは「楽しく踊ることで乳がんについて考えられる」と好評です。さらに、今では小学校の盆踊りイベントや、江ノ島東浜海岸での盆踊り大会でも披露され、多くの人に乳がんの重要性が伝わっています。
表彰式での服部さんの感動的なスピーチも印象的でした。彼女は、多くの方と共に楽しく踊ったエピソードを交えながら、健康と音楽の大切さについて語りました。このように、音楽と踊りが人々を結びつけ、健康への意識を高める力を持っていることを感じずにはいられませんでした。
今後も、ピンクリボンアートプロジェクトは「ピンクリボン音頭」を通じて、より多くの人に乳がん検診の重要性を伝えていく意欲を持っています。楽しく学べるアプローチが、健康な社会を築く手助けになることを期待しましょう。音楽と踊りで人々をつなげていくこの取り組みは、これからさらに発展していくに違いありません。
会社情報
- 会社名
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ピンクリボンアートプロジェクト
- 住所
- 東京都大田区北千束2-46-11
- 電話番号
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