株式会社スチームシップ、地域での雇用創出に向けた新たな拠点を開設へ
株式会社スチームシップは、2025年9月から岐阜県、佐賀県、福井県に新たな事業所を開設することを発表しました。これにより、同社の拠点は全体で25か所に達し、地域に密着した事業展開をさらに強化することとなります。この取り組みは、若者のUターンやIターンを促進し、地域経済の活性化を図るものです。
2025年新設事業所の概要
スチームシップは、2025年の出発点として、以下の事業所を開設する計画を立てています。
- - 信長ポルト(岐阜県岐阜市):2025年1月、7名の従業員
- - 日田ポルト(大分県日田市):2025年2月、7名の従業員
- - 沖縄ポルト(沖縄県沖縄市):2025年3月、7名の従業員
- - 松江ポルト(島根県松江市):2025年4月、9名の従業員
- - 恵那ポルト(岐阜県恵那市):2025年9月開設予定
- - 白石ポルト(佐賀県白石町):2025年10月開設予定
- - 小浜ポルト(福井県小浜市):開設時期調整中
この他にも、2024年に設立した龍馬ポルト(高知県高知市)は、業務拡大に伴い新しいオフィスに移転することが決定しています。
東京一極集中への対抗策
昨今、地域人口が減少し、特に若者が都会へ流出する問題が深刻です。2024年の住民基本台帳人口移動報告によれば、東京都は転入超過が最も多く、多くの地域で転出超過が続いています。この状況に対し、スチームシップは2017年から地域密着型のビジネスを展開し、地域を支える人材の確保に努めています。
同社は、「本当は地元で働きたい」と考えている若者たちのために、地元に雇用の受け皿を提供することで、彼らのUターンやIターンを促進することを目指しています。地域で若者が自らのスキルを生かしながら働き、暮らしを支える未来を築くことが重要だと考えています。
空間づくりへのこだわり
スチームシップは、オフィススペースにも様々な工夫を凝らしています。リラックスできる環境を重視し、DIYを通じて快適で機能的なオフィスづくりを行っています。このような空間が生み出すクリエイティブなアイデアは、従業員の仕事へのモチベーションを高める要因となるでしょう。
地域活性化に向けた取り組み
スチームシップは、地方創生を目指し、自治体のふるさと納税支援業務を行っています。返礼品の企画や地域事業者への技術支援を通じて、地域のブランド価値を向上させることに注力しています。多数の市町村で事業所を開設し、地域事業者との連携強化を図ることで、地域振興の持続的な実現を目指しています。
会社概要
- - 会社名:株式会社スチームシップ
- - 代表者:代表取締役 藤山雷太
- - 本社所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷961番地1 2F
- - 設立日:2017年4月13日
- - 資本金:1億円
- - 従業員数:405名(2025年8月現在)
- - 事業内容:地域密着型ふるさと納税支援事業
- - 公式サイト:スチームシップ公式サイト