春の味覚、ジビエディナーの魅力
日本初のグランピングリゾート、
星のや富士では、2025年3月20日から6月8日までの期間、春限定の「ジビエディナー」を提供します。この特別メニューは、美しい自然に囲まれた環境で、地域の山菜や鹿肉、猪肉といったジビエを贅沢に味わえる全6品のコース料理です。
食材へのこだわり
星のや富士は2015年の開業以来、地域の自然環境や地元の食材に着目し、ジビエ料理を積極的に提供してきました。特に、鹿肉や猪肉は、自然の恵みを反映した食材であり、これらを使用した料理は、地元農林業の被害軽減にも寄与しています。シェフやスタッフは、狩猟の現場へ赴き、持続可能な方法で食材を活用する技術を磨いています。この経験が、料理のクオリティ向上につながっています。
鹿肉を味わう
今回のディナーで特に注目したいのは、「
鹿肉のグリル」です。春の鹿は新芽や山菜をたっぷり摂取しているため、肉質は脂肪が少なくあっさりしています。シェフはこの鹿肉をハーブオイルでコンフィし、仕上げに目の前でグリルして香ばしさを引き出します。サイドには、独自の鹿の出汁を凝縮した「鹿のジュ」と、フォアグラのリッチな風味を備えた「フォアグラ木の芽味噌」の2種のソースが添えられ、味変を楽しむことができます。
さらに深い味わい
もう一つの絶品、「
鹿肉のふき味噌ボロネーゼ」は、鹿肉のミンチにふき味噌を加えたボロネーゼソースがパスタにどっしりと絡む一皿。ふき味噌のほろ苦さや香りが奥深い旨味を引き立て、パルミジャーノ・レジャーノのまろやかな塩味が全体を引き締めます。
前菜も手を抜かない
また、グリルした猪ベーコンと春野菜を楽しむ「
猪ベーコンと春野菜のバーニャカウダ」は、旬の野菜が持つ彩りと香りを引き立てる前菜です。特製のソースで磨かれた猪ベーコンの旨味と、タラの芽やこごみ、筍などの山菜とのコンビネーションは春ならではの味わい。
ワインとのペアリング
ディナーには、山梨ワインを含む3種類のワインペアリングが用意されています。ソムリエが厳選したワインは、料理の特徴を引き立て、食事をさらに贅沢に演出します。大自然の中、特別な時間を過ごしながら、心躍るマリアージュを楽しめます。
優雅なアウトドアダイニング
ダイニングはフォレストキッチンで行われ、標高約900mに広がるアカマツの森に囲まれています。美しい自然とともに味わう料理は、五感で感じる特別な体験です。星のや富士の総料理長、
須川正大シェフのもと、アウトドアの魅力を活かした美食体験を提供することを旨としています。
予約情報
「ジビエディナー」は宿泊者限定で、前日まで公式サイトから予約が可能です。料金は1名18,150円(税込、サービス料込)、宿泊は別料金となっています。美しい自然環境の中で、贅沢な料理とともに特別なひと時を心ゆくまでお楽しみください。
自然を味わい、贅沢なディナーを通じて春の贈り物を満喫できる貴重な機会です。ぜひ、星のや富士で特別な春のジビエディナーを体験してはいかがでしょうか。