Z世代が選ぶ2026年注目トレンド
株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する『SHIBUYA109 lab.』が、2026年のトレンド予測を発表しました。この予測は、around20の女性401名を対象に行われた調査を基にしています。今後の消費傾向や若者たちのライフスタイルの変化を解明するものです。
SHIBUYA109 lab.トレンド予測とは
『SHIBUYA109 lab.トレンド予測』は2018年から毎年発表されているもので、若者のトレンドをいち早くキャッチするためのプログラムです。前回の2025年のトレンド予測では「ドバイチョコレート」や「ぬい活」などが選ばれ、今年の『トレンド大賞2025』でも多くのノミネートがありました。
2026年の予測の概要
2026年版では新たにキャラクター部門が設けられ、以下の6つの部門でトレンドが予測されています:
1. カフェ・グルメ部門
2. モノ・コト部門
3. ファッション・ビューティー部門
4. アーティスト部門
5. ヒト部門
6. キャラクター部門
カフェ・グルメ部門
この部門では「うま確フード」がキーワードとして挙げられています。特にカスタマイズ可能なボリュームフードや、視覚的に魅力的なボウルスイーツがトレンドになると予想されています。人気の食品には、韓国ベーグルやタコス、デカドリンクなどがあります。
- - デカドリンク:特に中国由来の100円台でデカい飲み物が楽しめるお店が話題です。
- - ベーグル:韓国のものはトッピングが豊富でボリューミーです。
- - タコス:具材を自由に挟め、パーティでの人気が高まっています。
- - ポテト専門店:様々なフレーバーが楽しめることが人気の理由です。
せいろ蒸し
健康志向の高まりから、せいろ蒸しも注目されています。ヘルシーかつSNS映えもするこの料理は、手軽に楽しめるため特に若者に響くようです。
モノ・コト部門
この部門では「アテンション・デトックス」がテーマです。SNS疲れを感じている若者が多く、少人数でオフラインを楽しむことが重要視されています。マジカル少女やお薬手帳デコという新たなトレンドも注目です。
ファッション・ビューティー部門
Y2Kブームの長期化を受け、2026年には「平成女児」スタイルが注目されると予測されています。少女漫画キャラを意識したファッションやおもちゃのようなコスメがトレンドになる見込みです。
最新アイテム
- - おもちゃコスメ:遊び心満載のデザインで若者に受けています。
- - ジェリーシューズ:カスタマイズ可能で、多彩なデザインがあります。
アーティスト部門
Z世代はノンストップで変化するエンタメ界において、新たなアーティストも続々登場中です。オーディション発のアイドルやYouTuberプロデュースのグループなど、様々な形態での活動が注目されています。
ヒト部門
SNSで活躍するインフルエンサーたちは、より親しみやすさや共感を求められています。特にファミリーやカップルの身近なインフルエンサーが人気のトレンドです。
キャラクター部門
最後に新設されたキャラクター部門では、キャラクター人気が未来のトレンドを形成すると予想されています。懐かしさや白を基調としたキャラクターが若者の心をつかむでしょう。
まとめ
2026年のトレンド予測では、より少人数での体験や、自己振り返りの機会をもたらす消費が注目されそうです。SNSやデジタル環境からの一時的な離脱が、「アテンション・デトックス」につながることが予測されています。若者たちのライフスタイルや価値観が、ますます多様化していく様子が伺えます。これからのトレンドにぜひ注目してみてください。