スウェーデンでの角打ちイベント「Kaku-Uchi Weekend Stockholm」
日本の独特な飲文化である「角打ち」が、スウェーデンのストックホルムで初めて開催されました。このイベントは、千葉に本社を構える株式会社いまでやと全日本空輸株式会社(ANA)が共同で企画し、2026年4月18日から19日の2日間にわたって実施されました。
日本酒の立ち飲み文化を気軽に体験
角打ちとは、日本酒専門の酒屋や酒造の店舗で立ちながら飲むスタイルを指します。この「Kaku-Uchi Weekend Stockholm」は、スウェーデン国内において日本酒を気軽に味わう機会を提供することを目的としています。参加者は、ストックホルム郊外にある宿泊施設「YASURAGI」で行われたイベントで、日本酒の試飲を楽しみました。参加蔵元の酒を直接味わう体験は、参加者に新たな発見をもたらしました。
高まる日本酒への関心
近年、世界的に日本食の人気が高まり、それに伴って日本酒への需要も増加しています。しかし、海外で地酒を楽しむ場合、品質管理や運送の難しさから高価格で販売されがちです。今回のイベントでは、地酒を気軽に楽しむという「角打ち」の感覚を取り入れ、参加者に「お酒っておもしろい」というメッセージを届けました。イベントには250名近くが集まり、事前に販売された約100枚の前売り券が完売するほどの盛況振りでした。
参加者の声
訪れた参加者からは、初めて日本酒を飲んだ感想や、地酒が高級品であることから躊躇していたという声が聞かれました。「日本酒はワインのように驚くほど美味しかった」と話す方も多く、イベントが日本酒の魅力を広める重要な機会となったことが伺えます。また、IMADEYAのYouTubeチャンネルでは、この日の様子を収めた動画も公開されています。
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地域の魅力と日本酒文化の促進
イベントには、スウェーデンの参加者の多くが日本を訪問した経験があるものの、多くは東京や大阪といった主要都市への訪問に留まっていました。これに対し、参加した5つの酒蔵の魅力や地域について詳しく説明したところ、参加者からは「ぜひ訪れてみたい」という声が多く上がりました。今回の参加蔵では、栃木県の惣誉酒造や愛知県の孝の司酒造、宮城県の阿部勘酒造などが出展しました。
今後の展望
今後、ANAと連携し、酒蔵を訪れるツアーの開発を進める計画があるそうです。また、地域の魅力を伝えるコンテンツを通じて、日本文化への理解と関心を高める取り組みも考えられています。
「Kaku-Uchi Weekend Stockholm」は、日本酒の普及とともに、その地域に宿る文化や魅力を外国に発信する新たな試みと言えるでしょう。この文化がさらに広がることに期待が寄せられています。