動画配信サービス利用状況調査の結果
ナイル株式会社が運営するエンタメ情報サイト「VOD STREAM」は、2025年1月2日から9日にかけて実施した動画配信サービスに関する調査の結果を発表しました。この調査は、全国の15歳から59歳の男女1,014人を対象に行われ、動画配信サービス(VOD)の利用状況や満足度が明らかになっています。
動画配信サービス利用率が80%を超える
調査の結果、現在動画配信サービスを利用している人は71.1%で、過去に利用したことがある人を含めると、全体の80.8%がVODサービスを経験していることが分かりました。世代別に見ると、特に10代の71.1%が利用中であり、50代になると62.6%に減少するなど、年代による差が見られますが、各世代においてVODサービスは生活に広く浸透していると言えるでしょう。
利用経験の多いサービス
この調査において、利用したことがある動画配信サービスの首位は「Amazonプライム・ビデオ」で、492人が利用経験があると回答しました。次いで「TVer」が331人、そして「Netflix」が237人で続きます。「Amazonプライム・ビデオ」は、月額料金600円というコストパフォーマンスの良さや、豊富な作品ラインナップが理由とされています。また、特に若い世代においては「DMM TV」と「dアニメストア」が他のサービスと比較して利用率に大きな差があることが確認されました。
満足度はNetflixが首位に
さらに調査では、利用経験のある上位11サービスについて、評価項目別の満足度も集計されました。「料金」「配信作品数」「オリジナル作品」「使いやすさ」の4カテゴリにおいて、Netflixが3部門で1位となるなど、総合満足度の面でも優れた結果を残しました。動画配信業界において、「Netflix」はオリジナル作品の質や多様なジャンルが支持され、特にオリジナル番組のクオリティは高く評価されています。
月額料金による選択肢
料金が重要なポイントであることから、この調査では「dアニメストア」が月額550円という安価な利用料金で1位を獲得、2位に「Amazonプライム・ビデオ」が入りました。多くの人々がVODサービスに対してコストパフォーマンスを重視している中、月額料金は選択に影響を与える重要な要素となっています。
未来のVOD市場どうなる?
動画配信サービスは今後も成長が期待される市場であるため、各社はさらに魅力的なコンテンツやサービスを提供していくことで、利用者を拡大していくことが予想されます。特に、VOD STREAMでは、動画配信サービスの利用状況や作品の豊富さ、料金に関する情報を随時更新し、視聴者のニーズに応えています。
この調査によって、動画配信サービスの現状と人気を知ることができ、視聴者のニーズを徹底的に分析していることが如実に表れています。
調査概要
- - 調査方法: インターネット調査
- - 調査期間: 2025年1月2日~1月9日
- - 調査対象: 全国の15歳〜59歳の男女1,014人
VODサービスはますます進化し続け、多様化する視聴者のニーズに応じて変化していくことでしょう。今後も興味を持って各サービスの内容をチェックしていきたいところです。