災害備えの意識調査
2026-08-25 10:05:09
自然災害への備えが重要と認識も、実践は不足している現状
自然災害への備えが重要と認識も、実践は不足している現状
オレンジページが実施した最新のアンケート調査は、日本国内での自然災害への備えに関する読者の意識を探る貴重なデータを提供しています。防災の日に向けて行われたこの調査では、20歳以上の女性857人を対象に、2026年6月に実施されました。その結果、98%が自然災害への備えが重要だと回答する一方で、実際の準備状況には課題が残っていることが明らかになりました。
認知度と理解度
調査の中で、2026年5月29日から運用が開始された「新たな防災気象情報」について、詳しい内容を理解している人は12.8%とごく少数でした。一方、存在を初めて知ったと答える人も24.0%いたことから、多くの人が未だに新しい防災情報に触れていないことが伺えます。
シンプルながらも、各警戒レベルに対する行動を正しく理解している人の割合は、警戒レベル1で55%、レベル2で44.3%、レベル3で62%、レベル4で56.7%、レベル5で63%という結果でした。これは、常に変わる防災情報に対する学びが必要であることを示しています。
ハザードマップと避難場所の確認状況
調査対象者の83.1%が自分の住んでいる地域のハザードマップを確認したことがあると答えましたが、その内訳では内容を理解していると答えたのは36.2%に過ぎず、63.8%は記憶に薄いという結果でした。また、行政が指定した避難場所の把握率は75.4%でしたが、避難場所への経路を知っている人は53.6%と低めです。
備蓄状況
重要なのは備蓄です。日常的に自宅に食品を常備している人は74.6%に上りますが、災害時の協議において求められる「最低3日分から1週間分の食品」を備蓄している人は42.7%にとどまりました。特に、水の備蓄は35.8%と少なく、基本的なドリンクや料理用の水が不足している現状です。
家族での防災対策
家族との連絡方法についての事前の話し合いがあった人は65.0%で、前年度よりも13.1ポイント減少しました。離れて暮らす家族の防災対策を講じている人はわずか15.4%という驚くべき結果も収められています。実際、一部の参加者からは、離れて暮らす家族への定期的な連絡や、共有の防災セットを贈るという具体的な工夫が紹介されました。
課題の整理
今回の調査は、高い自然災害への意識を持ちながらも、実際に必要な備えが十分でない現状を示しています。自然災害は予測できないため、準備が肝心です。しかし、多くの人々が備えを十分と感じているにもかかわらず、具体的な行動にはつながっていないのが現実です。このことは、知識や情報の普及がいかに重要かを再認識させる機会となりました。
結論
オレンジページの調査結果は、読者が日常的に自然災害に対する備えを意識していることを示しつつも、実際の行動が伴っていないことを明らかにしています。今後も、さらなる情報提供や意識向上の施策が求められます。「ほぼ1000人にききました」のような調査企画を通じて、読者との対話を深め、地域全体での防災意識の高揚を図ることが重要です。
会社情報
- 会社名
-
ほぼ1000人にききました
- 住所
- 電話番号
-