サイトウナオコ個展「雨まじりもスロウなテンポ」
京都の注目スポット、京都蔦屋書店にて、サイトウナオコの独自の視点から描かれたアート展が開催されます。この個展のテーマは「ふつうの日々」。彼女の作品は、普段の生活の何気ない一瞬を優しく彩り、観る者に懐かしさや心の温かさを呼び起こします。
展覧会の詳細
会期は2025年5月3日(土)から5月27日(火)まで、京都髙島屋の6階ギャラリーでの開催です。初日から多くの来場者が予想されるため、早めの訪問をおすすめします。
サイトウナオコは、特に和紙や古い紙に岩絵の具やパステルを用いて描くスタイルが特徴です。その色使いはとても優しく、見る人を惹きつけ、触れたくなるような質感で表現されています。展覧会では、約20点の新作を中心に、特に100号の作品を含む3点のパネル作品を展示します。
アーティストの意図
サイトウは、作品が静止したイメージだけではなく、色面や線を通じて感じる余韻を表現したいと語っています。彼女は、記憶の断片や、特に好きなメロディーがもたらす感情に着目し、そのあいまいさを大切にしながらも、リアリティのある質感を追求しています。
彼女の描くモチーフは、観る人にとかく思いつく「曖昧さ」に満ちています。それこそが、日常の中の確かな何かを表現するための手法なのです。
また、展覧会においては、初日の11時から作品の販売が開始されます。ただし、来場者が多い場合は整理券が配布され、開始時間が早まる可能性がありますので、アクセス情報を確認しながらの訪問が賢明です。
オンライン販売も実施
さらに、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも、一部の作品が購入可能に。こちらは2025年5月7日(水)から5月27日(火)までの間に、オンラインでの販売が行われます。
京都蔦屋書店について
京都蔦屋書店は、ただの書店ではありません。文化とアートが融合する空間として、アートに関心を持つ多くの人々にとって、訪れる価値があります。書籍や文具、工芸品の販売に加え、最新のアート作品が展覧されているため、訪れる全ての人に新たな発見が与えられます。
この貴重な機会に、ぜひサイトウナオコのアート作品に触れ、日常の一瞬を感じてみてはいかがでしょうか。彼女の作品が皆様の心にどのように響くのか、楽しみにしていてください。