株式会社ボーダレス・ジャパンは、仙台市が実施する「令和6年度ソーシャル・インパクト加速化事業」を受託し、仙台・東北地方の社会起業家支援プログラム「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER」を開始することを発表しました。
このプログラムは、仙台・東北の社会起業家の「事業拡大」と「ソーシャル・インパクトの拡大」を目指した伴走支援プログラムです。ボーダレス・ジャパンと仙台市は、社会起業家の事業成長をサポートし、社会課題解決に貢献する新たなビジネスモデルの創出を支援していきます。
「令和6年度 ソーシャル・インパクト加速事業」は、首都圏等を中心に仙台・東北の社会起業家によるソーシャル・イノベーションの取り組みを広く発信し、首都圏等の副業・兼業・プロボノ人材等を巻き込んだ関係人口の増加を目指しています。また、資金調達支援やインパクト投資家とのマッチングを通して、協業の創出とソーシャル・インパクトの拡大を目指します。
「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER」では、以下2つのプログラムを実施します。
1.
社会起業家伴走支援プログラム: 半年間のプログラムで、ハンズオン支援や協業を通じて、仙台・東北地方の事業者の社会課題解決につながる事業モデル確立、事業拡大、ソーシャル・インパクトの拡大を支援します。
2.
マッチングイベントの実施: ソーシャル・インパクト拡大及び事業拡大を目指して、インパクト投資家や企業、団体、支援者とのマッチングイベントを東京と福岡にて開催します。
プレエントリーは2024年7月9日から開始し、募集対象は仙台・東北地方に所在地がある法人組織の代表者です。既に事業を行っており、事業の拡大とソーシャル・インパクトの拡大を目指したいという強い想いを持っている方、積極的に学び成長したい方などが対象となります。
ボーダレス・ジャパンは、社会起業家を支援するプラットフォームカンパニーとして、2007年3月に設立されました。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する51の事業を世界14カ国で展開しており、2023年度の売上高は86億円を超えています。
仙台市は、課題先進地である東北における社会起業に関する機運を醸成し、社会起業家を連続的に輩出するエコシステム(生態系)構築を目指しています。
「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER」は、社会起業家と社会課題解決を志す企業・団体の連携を促進し、地域社会の発展に貢献していくことが期待されます。