地震BCP訓練実施
2024-09-04 16:26:36

コスモエネルギーグループが合同で地震BCP訓練を実施

コスモエネルギーグループは、2024年9月3日に地震BCP(事業継続計画)訓練を実施しました。この訓練は、南海トラフ地震を想定したもので、コスモエネルギーホールディングス、コスモ石油、コスモ石油マーケティングの3社が共同で行いました。訓練には130名以上の参加者が集まり、各社の代表者が危機対策本部として運営に当たり、緊急時の情報共有と対応策の検討を進めました。

訓練の目的は、南海トラフ地震の影響を受けた際の石油製品の供給体制を強化し、持続的な危機対応能力を向上させることです。災害情報を視覚的に表示するダッシュボードシステムを活用し、オンラインでの迅速な情報連携を図りました。これにより、実践的なBCP対応の実効性を確認し、明らかになった課題に基づきさらなる対策を検討することができました。

訓練は、午後14時から16時までの2時間に渡り、浜松町の本社ビルディングで実施されました。最初に、13:30頃に南海トラフ地震が発生したというシナリオが提示され、危機対策本部が設置されました。その後、各班が被油所や運送会社、サービスステーションから被害情報を収集し、供給方針や販売方針を検討しました。また、行政やメディアなどの外部への情報提供も行われました。

各社の事業継続目標として、発災後24時間以内に被災地エリアの製油所から石油製品を通常の半分以上供給することが掲げられています。このため、訓練ではガソリン、軽油、灯油、A重油など、4品目の陸上出荷能力を確保し、迅速に供給体制を回復させる方法を模索しました。

コスモエネルギーグループは、災害時におけるライフラインとしての役割を果たすため、今後も引き続きBCPの有効性を検討し、必要な対策を講じていく方針です。今回の訓練を通じて得た経験は、今後の事業運営にも生かされることでしょう。


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