新たな視点を提供！トウキョウ建築コレクション2024 Official Bookが8月発売

トウキョウ建築コレクション2024 Official Book

建築界の新しい風を感じさせる「トウキョウ建築コレクション2024 Official Book」が、2024年7月31日より全国の書店およびオンライン書店で販売されます。この書籍は、全国の修士学生が参加する「トウキョウ建築コレクション」の公式記録をまとめたもので、18回目を迎えたイベントの内容を詳細に収めています。

公式記録集の概要

「トウキョウ建築コレクション」は、修士学生が手掛けた設計や論文を集めて展示する全国公募制の大会です。その結果をまとめた本書には、全国修士設計展と全国修士論文展の出場作品が紹介されています。設計展には9作品、論文展には10作品が選ばれ、それぞれの作品の詳細な内容が掲載されています。さらに、審査員による公開審査の過程や討論の内容も記録され、研究や創作の裏側を知る貴重な資料となっています。

特別講演と企画展

また、建築分野で著名な専門家が出演する特別講演も必見です。今年のテーマは「建築のこれからの変貌」で、業界の未来についての深い洞察が展開されます。さらに、企画展では「日用建築――身近に潜む温かさ」がテーマになっており、全国の一般の方から寄せられた写真作品の中から選ばれた入選12作品も紹介しています。この企画は、一般来場者の投票によって選ばれた作品で、より身近な建築の温かさに触れる機会を提供しています。

審査員とテーマ

全国修士設計展の審査員には、著名な建築家たちが名を連ねています。審査員長の内藤廣氏をはじめ、金野千恵氏、妹島和世氏などが評価を行い、若手の建築家たちがしのぎを削る光景が伺えます。一方、全国修士論文展も竹内徹氏を審査員長として、小岩正樹氏や田中友章氏などの著名な大学教授による厳しい目が向けられています。