サステナビリティへの新しい一歩
2023年10月27日、和歌山県白浜町に位置するテーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営する株式会社アワーズは、サントリーホールディングス株式会社とサステナビリティ活動に関連するパートナーシップを正式に締結しました。この新たな提携の目的は、両社が持つ専門知識と資源を活用して、環境保全を中心とした取り組みを推進することです。
このパートナーシップは、テーマパークの運営において複数の分野での連携を図る初の試みとなります。まずはパーク内で実施する資源循環や生物多様性に関する活動をスタートさせ、来場者を対象にした啓発活動を共に行っていく予定です。将来的には、顧客が参加できる新しいサステナビリティビジネスモデルを共同で築くことを目指しています。
パートナーシップの概要
このパートナーシップには、以下の主要な内容が含まれています。
1.
資源循環と生物多様性の保全: 紀伊半島の豊かな自然環境を保護し、その価値を共有する活動。
2.
環境教育に関する連携: 地域の教育機関と協力して環境問題への理解を深めるためのプログラム。
3.
情報発信の強化: 双方のメディアプラットフォームを活用し、効果的なコミュニケーションを図る。
4.
新たなビジネスモデルの共同開発: 持続可能な社会の実現に向けた新しいサービスや商品の企画。
サントリーグループの理念
サントリーグループは「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造する」ことを企業理念に掲げています。創業以来、持続可能な社会を志向し、地域社会はもちろん、バリューチェーン全体のさまざまな関係者との協力を重視しています。今回のパートナーシップを通じて、これまでの経験や知識を活かし、さらに進化した企業活動を展開していく方針です。
「アドベンチャーワールドの運営を行うアワーズは、両社の理解を深め、このパートナーシップを通じて次世代への啓発と共に新たなサステナビリティ活動を創造する意向を示しました。人と自然、そして動物たちの共生が育まれる社会の実現に向けて、共に歩んでいく決意を新たにしています。」と、サントリーの常務執行役員である藤原正明氏は述べています。
アドベンチャーワールドの魅力
アドベンチャーワールドは、身近にいる動物たちと触れ合いながら、美しい自然の中で過ごせる貴重なスポットです。約120種類、1,600頭の動物たちがおり、訪れた人々に「いのちの美しさ」を感じさせる様々なプログラムが用意されています。このテーマパークは、単なる観光地ではなく、来園者が愛やつながりを感じ、未来に繋がる経験を提供することを目指しています。
公式ホームページやサントリーグループのサステナビリティページもぜひ訪れて、その取り組みについて詳しく知ってください。新たなサステナビリティの時代に向けた両社の挑戦に、ぜひご注目ください。