新しい移動手段『HelioX』が三原に登場!
広島県三原市で2025年3月に、日本初上陸となるソーラーパネル搭載のマイクロモビリティ『HelioX』の試乗会が開催されます。これは、株式会社HelioXが地域のニーズに応えるため、三原市と協力して実施する試みで、持続可能な移動手段を提案することが目的です。
炭素ニュートラルに向けた取り組み
三原市では、高齢化や公共交通の不足といった社会課題への対応を求められています。『HelioX』は、太陽光を利用した自動充電機能を備えており、環境に優しい移動手段を提供します。試乗会では地域住民や観光客が実際にこのモビリティを体験し、可能性を感じてもらう機会となります。
試乗会の詳細
試乗会は、3月2日に佐木島、3月9日に八天堂ビレッジで実施されます。すべての参加者にとって無料で、予約は不要です。ただし、先着順となりますので、早めの参加をおすすめします。
佐木島会場
- - 日時: 2025年3月2日(日)11:00~14:00(小雨決行)
- - 場所: 佐木島 向田港護岸道路
- - 試乗条件: 16歳以上、ヘルメット着用(現地で貸し出しあり)
この日は同時に『ファンライドみはら in 佐木島 2025』というサイクリングイベントも行われるとのことなので、試乗会に参加しながら地域の魅力も楽しむことができます。
八天堂ビレッジ会場
- - 日時: 2025年3月9日(日)10:00~15:00
- - 場所: 八天堂ビレッジ敷地内
- - 試乗条件: 佐木島会場と同様の条件
HelioXの特長
『HelioX』は、太陽光での自動充電が可能。満充電状態では最大30kmの走行が可能で、日射によってさらに航続距離が増えることが特徴です。これにより、電気代をほぼ無くしCO₂排出量を削減することも実現されます。
高い安全性と利便性も
このマイクロモビリティは、『特定小型原動機付自転車』として分類されており、最高速度は時速20kmです。試乗会では、各参加者に安全講習が行われ、低速モードの特徴や交通ルールについても学ぶことができます。自家発電機能も備えており、災害時には電源としても活用できるため、地域の防災対策にも寄与します。
今回の試乗会の意義
試乗会を通じて得られた意見や要望を基に、本格的な活用を考えていく予定です。この新たな移動手段が、観光振興や地域交通の活性化に寄与することを期待されています。さらに、今後は全国の自治体や企業とも連携して持続可能な交通手段の普及を進めていく計画です。
お問い合わせ
試乗会に関する問い合わせは、三原市観光課や株式会社HelioXまで。地域住民との協力を重視し、より進化した『HelioX』の利用を共に考えていく姿勢が求められています。
これからの移動手段としての『HelioX』が、三原市に新たな風を吹き込むことが期待されます。