医療・介護向けの新製品が福祉用具カタログに登場

医療・介護向け新製品の取り扱い開始

日本山村硝子株式会社が製造した医療・介護向け製品「ぴったりトロミがつくカップ」と「シロップぴったりシロピィ」が、ウェルファン社が発刊する「福祉用具便利帖Vol.45」にて2025年10月1日より掲載されることが発表されました。この2製品は、特に飲み込みが難しい患者や子ども向けのお薬に、使いやすさと安全性を重視して開発されています。

「いま、必要な介護用品」

「福祉用具便利帖」は、全国の福祉用具貸与事業所や介護施設に配布されており、プロユースに特化した総合カタログとして位置づけられています。各種福祉・介護用品が網羅されており、現場での選定や導入をサポートする役割を果たしています。ウェルファン社は、全国に広がる販売店・事業所とのネットワークを活かし、様々な製品を効率的に供給することを目指しています。

新製品の詳細

ぴったりトロミがつくカップ

このカップは、飲み込みが困難な患者のために特化して作られました。トロミを付けるための量る・混ぜるというプロセスがすべて一体化しており、使用することで誤えんリスクの軽減に貢献します。国立病院機構大阪医療センターと共同開発されたこの製品は、確かな信頼性を持っています。実際に「ぴったりトロミがつくカップ」の使い方を示す動画も公開されており、具体的な使い方を視覚的に理解することができます。

シロップぴったりシロピィ

もう一方の製品「シロップぴったりシロピィ」は、特に子ども向けのシロップ剤を正確に計量するために設計されており、投薬瓶に取り付けるだけで非常に簡単に使用できます。これにより、量りづらかったシロップ薬を正確に計量できるようになり、より安全な投薬が実現します。こちらも使用方法の動画があり、直感的に理解できる工程が示されています。

福祉業界への期待

今回の新製品が登場したことにより、医療・介護現場での作業効率が一層向上することが期待されています。特に、誤えんや不適切な投薬によるトラブルを軽減するための製品が増えることは、高齢化社会における介護の質の向上に寄与することでしょう。日本山村硝子とウェルファン社のコラボレーションは、今後も福祉・介護の分野で新しい価値を創出していくと考えられます。

まとめ

医療・介護の現場で特に需要が高い新製品が、こうして福祉用具カタログに登場することで、より多くの人々がその恩恵を受けられることを期待しています。取り扱いや詳細に関しては、ウェルファンの公式サイトやプレスリリースをチェックすることが推奨されます。

公式サイトはこちら。

本件に関するお問い合わせは、日本山村硝子株式会社のファーマキット事業グループまでどうぞ。

連絡先: [email protected]