岐阜県と業務提携！健康経営支援の新たな取り組み

岐阜県と業務提携！「OFFICE DE YASAI」が新たな健康経営の形を提案

食の福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI（オフィスで野菜）」を運営する株式会社KOMPEITOが、岐阜県信用農業協同組合連合会（岐阜県信連）と業務提携を結んだ。この提携は、岐阜県内の地域食材の活用を強化し、企業が健康経営に取り組む手助けをすることが目的だ。地域の農業生産者と全国の企業との橋渡しを目指し、地産地消の循環モデルを構築する新たな取り組みが始まる。

健康経営と地域活性のインフラを目指して

KOMPEITOは、働く人々の健康をエンパワーメントするという使命のもと、全国で累計20,000以上の企業に「オフィスで野菜」を提供している。このサービスでは、管理栄養士の監修の下、新鮮なサラダやフルーツ、惣菜をオフィスに届けることで、健康支援や企業の生産性向上を実現している。

近年、企業が健康経営優良法人の認定に向けた取り組みが増加しており、2025年には大規模法人で前年比約114%、中小規模法人では約118%と、健康経営の市場が拡大する見込みだ。「オフィスで野菜」は、福利厚生の充実やSDGsへの対応など、企業が直面するさまざまな課題に対し、食を通して支援している。

地方金融機関との強力なネットワーク

KOMPEITOは、地方銀行と連携し地域農産物の販路拡大や地産地消の仕組みづくりに取り組んできた。岐阜県信連との提携もその一環であり、地域や生産者と企業の食ニーズを結ぶ流通ネットワークの確立を目指している。この連携により、地域の農産物や加工品が新たな市場として企業に提案される。

岐阜県信連の担当者は、「OFFICE DE YASAI」は健康的な食生活を支援するだけでなく、地元食材の普及にも寄与するサービスであると述べている。このような取り組みは、地域の農業振興にも繋がっていく。

将来に向けた展望

KOMPEITOは、岐阜県信連との連携を通じて、地元食材を用いた商品開発や販路拡大を図りながら、「オフィスで野菜」を通じた地域の活性化に貢献していく意向を示している。地元企業の健康経営を進めるために、地域食材の導入を積極的に促進し、全国でのサービス利用を広げていく。毎日忙しく働く人々にとって、オフィスで健康的な食事を手軽に取れる環境づくりは、企業の魅力向上にも繋がるだろう。

OFFICE DE YASAI（オフィスで野菜）について

「OFFICE DE YASAI」は2014年にサービスを開始し、現在では全国で約20,000拠点以上に導入されている。オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置するだけで、健康的で美味しいサラダやフルーツが定期的に届けられるという、まさに働く人のための福利厚生サービスだ。これにより、社員の健康だけでなく、コミュニケーションの活性化や企業文化の向上にも寄与することが期待されている。

KOMPEITOの理念と行動

株式会社KOMPEITOは、「世の中にシゲキをつくる」を理念に活動を展開するベンチャー企業で、2012年に設立された。農業に興味を持つ消費者と生産者を繋ぐ新たな流通チャネルを創出し、全国のさまざまな企業に「オフィスで野菜」を提供することで、健康経営の普及と食文化の発展に貢献している。引き続き、地域活性化の取り組みを進めていくことを誓っている。