アズビル、藤沢テクノセンターで再生可能エネルギー100%調達!脱炭素化に向けた取り組みが加速
アズビル株式会社は、2024年7月より、藤沢テクノセンターの電力調達を100%再生可能エネルギーで行うことを発表しました。これは、株式会社クリーンエナジーコネクト(CEC)とのオフサイトコーポレートPPAサービス契約によるもので、藤沢テクノセンター専用に開発・運営される複数のNon-FIT低圧太陽光発電設備から電力を調達します。
アズビルグループは、オートメーション事業を通じて、エネルギー課題の解決に貢献するとともに、「2050年温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に基づき、脱炭素化に向けた取り組みを積極的に進めています。中期経営計画では、「自らの事業活動に伴う温室効果ガス削減」を重点施策に掲げ、湘南工場や秦野配送センターなど、グループ内の主要拠点において再生可能エネルギーの利用を進めてきました。
今回のPPAサービス契約は、こうした取り組みの一環であり、藤沢テクノセンターの電力使用量を100%再生可能エネルギーにすることで、グループ全体での再生可能エネルギー利用比率を63%に引き上げます。これは、アズビルグループのカーボンニュートラル実現に向けた大きな前進となります。
「省エネ×再エネ」によるGXソリューションを推進
アズビル、CEC、東京電力エナジーパートナー株式会社の3社は、今回の契約を機に、「省エネ×再エネ」によるGXソリューションを推進し、蓄電池や風力発電、お客様建物制御の組み合わせにより、24時間365日の再生可能エネルギー利用率向上を目指します。気候変動問題の解決に向けた実効的な取り組みを実現していく予定です。
アズビルグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念に基づき、持続可能な社会への貢献と持続的な成長を目指し、今後も脱炭素化に向けた取り組みを積極的に進めていきます。
アズビルの脱炭素化への取り組み
アズビルは、これまでにも脱炭素化に向けたさまざまな取り組みを行ってきました。主な取り組みとしては、以下のものがあります。
湘南工場、秦野配送センターでの電力使用を100%再生可能エネルギーに
グループ内の工場等への太陽光発電設備導入
省エネルギー技術の開発・導入
環境負荷低減のための製品開発
アズビルの今後の展望
アズビルは、今後も再生可能エネルギーの利用拡大、省エネルギー技術の開発・導入など、脱炭素化に向けた取り組みを強化していく予定です。また、社会全体で脱炭素化が加速していくよう、積極的に情報発信を行い、パートナー企業との連携を強化していく計画です。