DF嵯峨理久選手が、いわきFCからファジアーノ岡山へ完全移籍することが発表されました。
嵯峨選手は1998年5月27日生まれの26歳。青森県出身で、ヴァンラーレ八戸U-12からウインズFC、青森山田高校、仙台大学を経て、2020年にいわきFCへ加入しました。
いわきFCでは、JFLからJ2までチームと共に成長を続け、2021年にはJFL優勝、2022年にはJ3昇格、そして2023年にはJ2昇格に貢献しました。J2リーグでは通算26試合に出場し1得点を記録しています。
今回の移籍について、嵯峨選手は「このたび、ファジアーノ岡山に移籍することになりました。まずはいわきFCに関わる全ての皆様、3年半本当にお世話になりました。この時期ということもあり非常に悩みましたが移籍を決断しました。自分の決断を尊重してくれたクラブに心から感謝しています。」とコメントしています。
また、いわきFCでの3年半を振り返り、「JFLからJ2まで、いわきFCで自分はキャリアを進めチームと共に成長させていただきました。いわきFCに入団した日、JFL優勝、J3昇格した日、Jリーガーになった日、J3優勝、J2昇格した日、怪我で中々サッカーができなかった日、苦しかったリハビリの日。いわきFCでは自分のサッカー人生において最高と最悪の日を過ごしました。
ただどんな時も自分の成長と向き合ってくれた大倉社長、雄三さんをはじめとするとするクラブスタッフの皆さん、怪我で苦しんでた時にサポートしてくれたメディカルの皆さん、ずっと応援していただいているサポーターの皆さん、いつもご支援していただいているスポンサーの皆さん。沢山の方のおかげで自分はいわきFCでプレーできたと思っています。」と感謝の言葉を述べています。
そして、ファジアーノ岡山での新たな挑戦に向けて、「このような形での移籍になりますが、自分がこれから活躍している姿を見てもらうことが1番の恩返しだと思っています。『この選択を正解にするんだ』という強い気持ちを持って、謙虚に、貪欲に岡山の地で頑張ります。いわきFCの今後の活躍を祈ってます。またどこかで会いましょう。ありがとうございました。
浜を照らす光であれ」と決意表明しました。
嵯峨選手の新たな挑戦が、ファジアーノ岡山でどのように花開くのか注目されます。