神保町シアターで山崎豊子生誕百年特集上映がスタート！名作映画を振り返る

神保町シアターで特集上映が開催

神保町シアターが、著名な作家である山崎豊子の生誕100年を祝う特集上映を実施することを発表しました。 2024年10月12日から11月1日までの期間中、彼の原作を基にした名作映画が上映されます。

山崎豊子という作家

山崎豊子は、大阪・船場で生まれ、新聞記者としての腕を持った後に作家へと転身しました。彼の作品には、鋭い社会観察や人間ドラマが描かれ、多くの人々に感動を与えました。特に、戦争や社会の非人間性をテーマにした作品は、今なお観客に強く支持されています。

特集上映の概要

今回の上映ラインナップには、1966年に公開された『白い巨塔』をはじめとする全5作品が揃い、いずれも35mmフィルムでの上映となります。この豪華キャストたちによる作品は、視覚的にも感情的にも響くものです。

- 『暖簾』── 昭和33年（1958年）公開。監督は川島雄三で、森繁久彌や山田五十鈴が出演。
- 『不毛地帯』── 昭和51年（1976年）公開。監督は山本薩夫で、仲代達矢が主役を務める。
- 『横堀川』── 昭和41年（1966年）公開。監督は大庭秀雄。倍賞千恵子などが出演。
- 『白い巨塔』── 昭和41年（1966年）公開。田宮二郎や田村高廣が活躍。
- 『華麗なる一族』── 昭和49年（1974年）公開。やはり山本薩夫監督による作品。

チケット情報

特集上映は、神保町シアターで開催され、入場料金は一般1400円、シニア1200円、学生1000円と非常にリーズナブルです。詳細な上映スケジュールについては、劇場の公式ホームページを参照してください。

神保町シアター

神保町シアターは、文学と映画が深く結びついた場所として知られ、特に昭和の日本映画に焦点を当てたプログラムを多く展開しています。今回の特集上映は、ただの映画上映ではなく、山崎豊子の作品から学ぶことができる貴重な機会であると言えるでしょう。

多彩な特徴を持つ神保町シアターで、映画を通じて自然に彼の名前に親しむことができる特集上映をお楽しみください。ぜひ、名作たちとの再会を果たし、山崎豊子の世界を体験してみてはいかがでしょうか。