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Prodroneが第二種型式認証を取得した新型ドローンPD4B-ML Mark02型

愛知県名古屋市に本社を置く株式会社Prodroneは、2025年6月24日に国土交通省航空局から新型無人航空機「PD4B-ML Mark02型」に対し、第二種型式認証を受けたことを発表しました。この認証により、PD4B-ML Mark02型はレベル3飛行、すなわち無人地帯での補助者なし目視外飛行と人口集中地区での特定飛行を可能にします。

PD4B-ML Mark02型の特性

このドローンは、PD4B-Mをベースにしており、産業用途において様々な業務に対応してきました。PD4B-ML Mark02型は、高度な物流性能を持つ機体で、最大積載量は4.0kg、最大飛行距離は12kmと非常に優れています。さらに、LTE通信による遠隔監視や自動運航制御、センサの冗長構成も実装されており、安全性と実用性を兼ね備えています。

仕様詳細

• - 型式: PD4B-ML Mark02型
• - 区分: 第二種型式認証（マルチコプター・4ローター）
• - モーター軸間: 1280mm
• - 高さ: 795mm
• - プロペラ直径: 722mm
• - 最大積載量: 4.0kg
• - 最大離陸重量: 20.4kg
• - 最大飛行時間: 23分（無積載時）／16分（4.0kg搭載時）
• - 運用形態: GCSによる自動運航・LTE遠隔制御対応
• - 冗長構成: IMU×3、GNSS×2

これらの特徴により、PD4B-ML Mark02型は様々な産業において活用されることでしょう。特にインフラ点検や物資輸送、環境調査といった用途において、その能力をフルに発揮することが期待されます。

価格と販売開始時期

基本機体セットの価格は258万円からで、PD4B-ML Mark02本体、送信機、標準バッテリー、ジンバルカメラが含まれています。この新型機の販売開始は2025年7月下旬を予定しており、多くの業界関係者からの注目が集まることでしょう。また、既に販売中のベース機体「PD4B-M」も価格198万円（税別）から提供しており、各業界のニーズに応じたカスタマイズも行っています。

型式認証制度とは？

型式認証制度は、国土交通省が無人航空機の強度、構造及び性能が安全基準に適合しているか検査し、安全性を確保するための制度です。第二種型式認証は、特定飛行を行うために必要な条件を満たした機体に対して適用されます。この制度によって、業界全体の信頼性が向上し、無人航空機の安全な運用が促進されることが期待されます。

株式会社Prodroneについて

Prodroneは、地域から最も信頼されるドローンカンパニーを目指し、中部地方におけるドローンエコシステムの構築に努めています。PD6B-Type3や高耐候性を持ったPDH-GS120といった他のモデルも開発し、産業用無人機のニーズに応えています。ドローンの開発から生産に至るまでを一貫して提供することで、より良い未来の実現を目指します。

詳しくはProdroneの公式ウェブサイトをご参照ください。Prodrone公式サイト

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