Apple WWDC2020とCES高成長企業のプレゼン手法の違いを探る
コグニティ株式会社は、CES(シー・イー・エス)の高成長企業キーノートとAppleの開発者会議であるWWDC(Worldwide Developers Conference)のプレゼンテーション手法の違いに注目し、詳細な分析レポートを発表しました。このレポートでは、各種企業のプレゼンテーションの効果や課題について考察されています。
近年、テクノロジー企業における情報の伝達がますます重要視される中、コグニティは「届け方の2系統」と題して、プレゼン構造の違いを明確にしました。特に、Appleがどのように情報を整頓し、視聴者の理解を助けるかに焦点を当てています。
背景と目的
本レポートは、CES2024〜2026年の高成長企業のキーノートと、AppleのWWDC2010と2020年のプレゼンテーションを同一の評価指標で比較することで、現在のプレゼンテーション手法における新たなトレンドを明らかにすることが目的です。
評価指標には、10年時価総額成長率を採用しており、特に企業成長を促進する要素についての深い理解を得ることを目指しました。
主な調査結果
話量の増加とプレゼン構造の変化
分析の結果、高成長企業のキーノートでは、話量の増加が見られる一方、Appleはより情報の整理と構造の強化に取り組んでいることがわかりました。特に、Appleはライブプレゼンテーションにおける即興性ではなく、収録・編集を選択し、情報を視覚的に強化する方法が特に注目されました。
具体的に、WWDC2010年と2020年のプレゼンにおいて、Appleは話量を増加させながらも、ストーリー展開や説明の仕方を工夫していることが確認されました。特にWWDC2020では複数の選択肢を提示し、視聴者の理解を深めようとする努力が見受けられました。
スピードと情報伝達の巧妙さ
興味深いのは、話すスピードの増大です。WWDC2020は、CES高成長企業群の平均を大きく上回る話すスピードを実現しながらも、視聴ユーザーからの好意的な反応を得ています。これは、動画における視覚情報との関係から来るもので、高速プレゼンが単なる情報の詰め込みではなく、視覚的な要素による補助で理解を維持していることが示唆されます。
フィラーの使用状況
さらに、フィラーの使用が興味深い結果を生んでいます。CESで発表した企業は即興的な対話を多く交えた結果、フィラーが増加する傾向がありますが、AppleはWWDC2020においてフィラーを抑え込み、情報伝達の完成度を高める方向へ進化させています。これは、ライブの要素を捨ててまで構造的な意味を重視した結果と捉えられます。
進むべき方向性
このような分析から、今後の技術プレゼンテーションは「ライブの即興」か「収録のコンテンツ化」という2つの合理的な選択肢があることが示されています。コグニティは今後も、プレゼンテーションや発信コンテンツに関する新たな洞察を提供し、企業が自社に合った最適な情報の届け方を設計する手助けをしていく方針です。
本分析の詳細レポートは限定公開中です。興味がある方は、個別にお問い合わせください。
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