多拠点生活の探求
2026-04-30 14:25:37

都市と自然を行き来する多拠点生活の科学的探求が始まる

重要な共同研究がスタート



日鉄興和不動産株式会社、株式会社SANU、そして株式会社JDSCの三社が、多拠点生活がもたらすウェルビーイングへの影響を科学的に解明する共同研究を始めることが発表されました。この研究は、都市部と自然環境を行き来するライフスタイルが心と身体に及ぼす影響を探ることを目的としています。

研究の背景



近年、柔軟な働き方や価値観の多様化により、都市住民は一か所に定住する生活から、複数の拠点を持つライフスタイルへと移行しています。国土交通省の調査によると、都市住民の約30%が二地域居住に興味を示していることがわかりました。このような動きに対して、心理的及び生理的な影響については、十分な研究が行われていないのが現状です。

この共同研究では、個々の体験を超えた社会構造としての多拠点生活を捉え直し、次世代の住環境や都市設計に寄与するための知見の創出を目指しています。特に、「住まい」「生活フィールド」、そして「AI・データ分析」という異なる専門性が融合した、この試みは国内でも珍しいものです。

初期分析の結果



初期の分析では、都市と自然を行き来するライフスタイルを実践する二つのグループを対象に、価値意識や心身の充足感についてオンライン調査を実施しました。対象者は、SANU 2nd Homeの会員196名と、非会員218名です。調査の結果、SANU 2nd Homeの会員が非会員よりも、自宅外の宿泊頻度が高いことが明らかになり、その結果次のような傾向が見えてきました。

1. ウェルビーイングへの高い期待水準



両グループとも「ウェルビーイングに関わる時間」を重視する傾向が確認されましたが、「極めて大切」と回答した割合では、SANU 2nd Home会員の方が高い結果を示しました。特に「深いリラックス」や「自由を実感」といった項目においてその傾向が顕著でした。これは、都市生活から離れることで得られる心の安らぎや、自然を体感する機会が大きいことを示唆しています。

2. 異なる充足の構造



さらに、自宅と宿泊先ではウェルビーイングの充足状況が異なることが分かりました。宿泊先では、SANU 2nd Homeの会員が「深いリラックス」や「仕事や学習への集中」などの面で充足が高いのに対し、自宅では非会員が充足されている項目が多いという結果が見られました。これは、多拠点生活が心理的なリフレッシュや自己調整を促す要因となっている可能性があります。

今後の展開



この共同研究は、さらに生体指標や行動データを組み合わせて進められる予定です。目指すのは「多拠点生活」が心身に与える影響の深い理解であり、実際にどのような条件や場所がウェルビーイングを高めるのかを探ります。結果は2026年5月に学会で発表される予定です。

得られた知見は、住宅や都市開発、それに多拠点型居住サービスの進化、さらにはデータ駆動型ソリューションの開発など多岐にわたる分野で応用されることが期待されています。

各社の役割



本研究では、各社が明確な役割分担を持っています。日鉄興和不動産は研究の統括を担当し、SANUは実践フィールドの提供と共創機会の作成を行い、JDSCはデータ分析とエビデンス構築を担います。これらの連携によって、多拠点生活の新たな価値が生まれることが期待されています。

このような研究が進むことで、私たちの生活様式がより豊かになり、心身の健康を保つための新しい知見が提供されることでしょう。


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会社情報

会社名
日鉄興和不動産株式会社
住所
東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR
電話番号
03-6774-8000

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