ローデ・シュワルツがエイターリンク社と協業、革新的技術を実証実験へ

ローデ・シュワルツ・ジャパンとエイターリンク社の連携による革新

2023年10月、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社（東京都品川区）は、ディープテックスタートアップのエイターリンク社（東京都千代田区）との協業を正式に発表しました。この協業の目的は、エイターリンク社が展開するマイクロ波ワイヤレス給電技術を実社会に導入し、オープンイノベーションを推進することです。

ディープテックの新たな未来

エイターリンク社は、スタンフォード大学発の企業で、医療分野をはじめとする様々な領域で今までの技術的な枠を超えた研究開発を行っています。彼らの主力技術「AirPlug™」は、空間でワイヤレスに電力を供給するソリューションであり、これによりバッテリーレスでコードレスのデバイスを実現しています。

今回、ローデ・シュワルツ・ジャパンは自社のオフィス環境を実証実験の場として提供し、エイターリンク社の技術開発をサポートします。この連携により、両社の強みを生かした新たなソリューションの創出を目指します。

サステナビリティへの取り組み

ローデ・シュワルツ・ジャパンのジェネラルマネージャー、齋藤直士氏は、今回の協業について「エイターリンク社のワイヤレス給電技術を支援できることは大変光栄」であるとし、新オフィスの快適性が向上することへの期待も表しています。この協業は、サステナビリティへの取り組みを加速させる 것으로位置づけられています。

エイターリンク社の代表取締役CEO、岩佐凌氏も、同社の技術を導入することでローデ・シュワルツのサステナビリティ推進に寄与できることを喜び、「両社の関係をさらに良いものにしていく」との意気込みを示しました。