JR西日本グループ、スタートアップ企業との事業共創プログラム「ベルナル」Gate1審査会結果発表
JR西日本グループは、グループが持つ特徴的な資産を活用し、スタートアップ企業等と連携して新しい価値を創造する事業共創プログラム「ベルナル」を実施しています。このプログラムでは、駅施設や車両、モバイルICOCAなど、JR西日本グループならではの資産を活用した革新的な事業アイデアを持つスタートアップ企業を募集しています。
今回、プログラムの最初の審査段階であるGate1審査会が開催され、次のステージであるGate2審査会へ進む推進チームが決定しました。Gate1審査会では、JR西日本グループの「長期ビジョン2032・中期経営計画2025」に掲げる4つのビジョンとデジタルツインによる価値創出をテーマに、多くのスタートアップ企業が応募しました。
「ベルナル」の特徴は、単なる「伴走」や「支援」にとどまらず、JR西日本グループの資産を活用して事業開発を進める点にあります。グループ社員と参加企業が推進チームを形成し、10カ月間にわたって事業化に向けた共同検証を実施します。その後、2025年6月に予定されている審査会にて事業化判断が行われます。さらに、事業化が実現した場合には、JR西日本グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるJR西日本イノベーションズからの出資も検討されます。
Gate1審査会の実施内容
- - 日時: 2024年11月5日(火)終日
- - 場所: APイノゲート大阪/イノゲート大阪 11階(大阪市北区)
Gate2審査会の実施予定
- - 日時: 2025年2月19日(水)終日
- - 場所: 大阪府内
今後のスケジュール
- - 2025年2月: Gate2審査会
- - 2025年6月: Gate3審査会(DEMODAY)以降、事業化に向けた事業性検証を実施
JR西日本グループは、「ベルナル」を通じて、スタートアップ企業との連携を強化し、新たなビジネスモデルの創出と地域社会への貢献を目指しています。今後の展開に注目しましょう。
(関連情報)
- - プログラム特設WEBサイト: https://unidge.co.jp/project/jrw2024
- - NewsPicks「鉄道会社が覚悟を決めた。共創による「両利きの経営」実現への道」: https://newspicks.com/news/10043668