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二酸化炭素排出削減と交通利便性向上

2023年9月12日、奈良先端科学技術大学院大学のキャンパスに、全国的に利用可能なシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」のステーションが新たに設置されました。この取り組みは、地域の交通環境を改善し、環境意識を高めることを目的としています。

奈良先端科学技術大学院大学は、国立の大学院大学で、約1,200名の学生が在籍しており、単独の学部を持たない特異な教育機関です。これにより、常に新しいアイデアや技術が生まれる場でもあり、学生たちの研究や学びをサポートするためにも交通利便性の向上が求められていました。このステーションが設置されたことで、在学生や訪問者、そして地域の住民がよりスムーズに移動できるようになります。

ステーションの詳細

新たに設置されたステーションは、大学の事務局棟の西側、および学生宿舎の各駐輪場に計3カ所があります。各ステーションの駐輪可能台数は次の通りです。

• - 奈良先端大学 事務局棟西側: 5台
• - 奈良先端大学 学生宿舎5棟駐輪場: 4台
• - 奈良先端大学 学生宿舎7棟駐輪場: 4台

これにより、合計で13台の自転車が大学周辺で利用できるようになり、学生や地域の方々が気軽に自転車を利用できる環境が整っています。

HELLO CYCLINGの利用法

「HELLO CYCLING」を利用するには、スマートフォンに「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードし、無料で会員登録を行う必要があります。アプリはユーザーフレンドリーで、ステーションの検索、予約、決済を一元管理できます。日本全国に設置されている約12,000ヶ所のステーションであれば、借りた自転車を別の場所で返却することも可能です。この「片道利用」システムにより、より便利に移動できる手段が提供されています。

現在「HELLO CYCLING」には全国に約52,000台の自転車が配置されており、482万人以上の会員が利用しています。シェアサイクルの設置が進むことで、地域の交通利便性が向上し、より持続可能な環境づくりに寄与していくことが期待されています。

OpenStreetの取り組み

シェアサイクル事業を手掛けるOpenStreetは、国内最大級の自転車シェアサービスを展開し、移動手段の多様性を確保することを目指しています。自転車活用推進法を後押しすることで、地域に密着したサービス提供を行い、自転車だけではなく、スクーターや超小型EVのシェアも行っています。

これにより、ラストワンマイルにおける移動の選択肢を増やし、持続可能な社会を目指しています。詳細についてはOpenStreetの公式ウェブサイトをご覧ください。

OpenStreet公式ページ
HELLO CYCLINGアプリダウンロード

奈良先端科学技術大学院大学に設置されたシェアサイクルステーションを利用し、自転車で快適に移動できる新しい生活様式を実践してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

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